針ノ木岳・蓮華岳
山行日:2014年8月1~3日
参加人数:男性1名 女性1名
コース:
竹橋出発22:25扇沢着4:30頃
1日 扇沢出発(5:00)・・・大沢小屋(6:30)(6:40)・・・針ノ木雪渓(7:20)(7:30)・・・雪渓上部(9:20)・・・ジグザグ道(10:00)・・・針ノ木峠(10:20)(11:00)・・・蓮華岳(12:20)(12:40)・・・針ノ木峠(13:35)
2日 小屋出発(6:25)・・・針ノ木岳(7:40)(8:00)・・・スバリ岳(9:20)(9:40)・・・2494ピーク ・・・赤沢岳(11:50)(12:00)・・・鳴沢岳(13:15)(13:25)・・・新越山荘(14:07)
3日 新越山荘(5:30)・・・岩小屋沢岳(6:24)(6:40)・・・種池山荘(8:00)(8:20)・・・ケルン・・・扇沢下山口(11:30)(11:40)・・・扇沢(12:00)
報告:
31日:竹橋からバスに乗った。リクライニングがあるがなかなか眠れずにカーテンを少し開けて、夜の高速道路からの景色を眺めていた。突然、「扇沢に着きました。」の声で目覚める。 いつの間にか眠っていたらしい。既に、私の荷物が降ろされていた。2年前と同じ扇沢の駅だった。
1日:まだ半分頭は眠っている。登山口が見つからない。人間の記憶は当てにならない。登山口を若者に教えて貰って歩き始める。林の中の道をゆっくりと歩く。 大沢小屋に到着。まもなく雪渓のスタート。アイゼンを付けて、ご機嫌になった。空はあくまでも青く、雪渓を渡る風が心地よい。 一昨年よりも雪が多いせいか、踏み抜いてしまいそうな所もなく、雪渓に沿った崖上の道には行かない。沢の水を飲むために雪渓から崖に登るという感じだった。 雪渓から突然恐怖のジグザグ道が始まった。針ノ木峠の標識が見えるがなかなか近くならない。やっと針ノ木峠に着いた。
暫し休憩の後に蓮華岳を往復した。蓮華岳から剣岳の雄姿が見えた。
2日:翌朝は針ノ木に向けて出発。本日の目標は新越山荘なので、幾分気が楽。頂上でゆっくし、写真を撮りながら北アルプスの絶景を楽しんだ。 スバリ岳下山が急坂だった。振り返ると、岩だらけの姿が見えた。赤沢岳への稜線は急な岩だらけの道が続いた。道を間違えたのかと思う程、標識が少なかった。 空はアチコチに黒い雲が浮かんでいた。ほんの数分だけパラパラと雨が落ちてきた。 黒い雲の下に、はっきりと眼下には黒部湖、槍ケ岳、剣、立山などの北アルプスの名山が広がる。遠くには富士山まで見えた。
足元には高山植物が沢山咲いていた。残念な事に花の名前がよく分からないけど。新越山荘に到着した。
3日:翌日、新越山荘を出発し、花を愛でながら景色を楽しみながら歩いた。2年前はヘロヘロになりながら歩いた道を味わいながら歩けた。種池山荘でちょっと長い休憩の後、柏原新道を軽快に下山した。 扇沢からバスに乗り、大町温泉で汗を流して、再びバスに乗り、大町に到着。信濃大町から電車「あずさ」で帰った。
2年前に同じルートを歩いた。感覚ではあるが、2年間に確実に年齢を重ね、体力がどこか弱った感じがした。
今回は2日目の宿泊を新越山荘にしたので2日目の行程が短かった。写真を撮りながら、お花、景色、風、日差し、雲の形や色の変化そして登山道などを楽しみながら歩いた。 北アルプスはバスや電車が便利だし、山小屋も多い。体力にあった計画が出来ると思った。やはり、北アルプスは美しい。
これからも「身の丈にあった登山」を楽しみたいと思う。
- 大沢小屋に到着
- ここから雪渓、アイゼンをつけて
- 雪渓の途中
- ジグザグ道
- 針ノ木峠に到着
- 蓮華岳へ続く登山道
- 蓮華岳への道から見えた剣岳
- 蓮華岳を望む
- 蓮華岳に到着
- 早朝の針ノ木小屋から見た富士山
- 針ノ木岳への道
- あれが針ノ木岳
- 針ノ木への登山道から見えた剣岳
- 針ノ木岳頂上から黒部湖、剣岳、立山
- 振り返って見た、針ノ木とスバリ岳
- 赤沢岳頂上
- 岩小屋沢岳の頂上
- 雷鳥がご挨拶?
- 種池山荘から歩いたルートを望む
- やっと下山、爺ケ岳登山口と書いてあった