エベレスト街道

山行日:2015年3月20日~4月9日

参加人数:男性3名 女性1名

ルート:

コース:

3月20日 成田発10:30→クアラルンプール着17:05→発20:15→カトマンズ着22:50  (ホテル泊)
3月21日 ボダナート観光その他 (ホテル泊)
3月22日 カトマンズ発8:20→ルクラ着8:50→14:50パクデン(スターロッジ泊)
3月23日 7:20パクデン→9:50モンジュ→15:35ナムチェ(ホテルキャンプ・デ・ベース泊)
3月24日 高地順応・ナムチェバザール観光(泊)
3月25日 7:45ナムチェ→11:30プンキタンガクム14:40タンボチェ(tashidelek hotel泊)
3月26日 7:30タンボチェ→11:30ショマレ→15:15タンボチェ(スノーライオンロッジ2泊)高地順応
3月27日 nangkar tshang4740m8:20→10:20ディンボチェ泊
3月28日 7:50デインボチェ→11:00トクラ→14:40ロブチェ
3月29日 7:00ロブチェ→11:00ゴラクシェプ→14:10~40ベースキャンプ→16:35ゴラクシェプ(エベレストホテル)
3月30日 5:35発→8:35~9:10ーカラ・パタール5545m→14:45ロブチェ(ヒマラヤリゾート泊)
3月31日 8:00発→10:30ペリチェ→16:30パンポチェ
4月1日 7:30発→11:25プンキテンガ→15:30クムジュン
4月2日 クムジュン3連泊8:00~10:00クンデピーク4200m
4月3日 エベレストビューホテル散策
4月4日 7:00発→13:00ジョルサレ→16:10パクデン泊
4月5日 8:00発→12:10ルクラ(泊)
4月6日 7:10ルクラ→カトマンズ(ブッダホテル泊)
4月7日 カトマンズ観光(ホテル泊)
4月8日 カトマンズ発12:20クアラルプール着19:15→発23:30
4月9日 成田着7:40

報告:

3月20日~4月9日予定でネパールのエベレスト街道を歩き最終地点のエベレストBC(5,364M)とカラ・パタール(5,545M)を登頂しました。
エベレスト街道は世界のトレッカーに大人気のコースで欧州の人達を始め世界各国からエベレストを中心としたヒマラヤ山脈の絵葉書の世界を肉眼で観たいと集まって来ます。
各国のトレッカーは日程、体力、予算に合わせコース選択、登山スタイルも選びます。
4、5月はエベレスト登山隊の入山ピーク、ヤクもポーターもエベレストBCへの雑多な荷物を担いでの往来が続きます。

1泊目のパクデンを過ぎモンジュでサガルマータ国立公園の入山料を支払います。以後チェックポイントは5箇所あります。
赤やピンクのネパールの国花シャクナゲが咲き誇る道をアップダウン繰返し、目も眩む高く長い吊橋を渡り急登を上り展望場で初めてエベレストの山頂を遠望しました。
パクデンから標高差830Mのナムチェへの登りはザックが重く感じ足を前に進めるのがやっとでした。
エベレスト街道最大の賑わいある村ナムチェバザール、映像で観た憧れの街並みが疲れを忘れさせてくれました。
高僧が修行している僧院を目指しタンポチェへ着き時間に間に合い見学が出来ました。
アイランド・ピークへの分岐地ディンポチェで高度順応2連泊をしましたが、これより高山病対策で就寝時はニット帽を被って頭を冷やさない指示を受けました

翌日は高度順応を兼ねてナカヅン・ピーク(4,740M)を登りました。景色は一遍し樹木は姿を消し雪と氷の世界へと変貌しエベレスト遭難者のシェルパのお墓が並ぶ所を過ぎ宿泊先のロブジェに着きました。

翌日はロッジ最終地点のゴラク・シップに着き昼食後エベレストBCへ向かい各国のハイカーで賑わうベースキャンプで並ぶテントを背景に横断幕を握り記念写真を撮りました。エベレストのアイスホール、イエローバンド、ヒマラヤヒダ、迫力を目に焼き付けました。

翌早朝はカラ・パタールをゆっくりゆっくりと山頂が見えない登り坂を上がり五色のタルチョー(祈祷旗)がはためく山頂が見えてからは呆気なく山頂へ到達しました。後方のプモリ(7,165M)が大きく姿良く迫り、ついでに登れると錯覚しそうな親近感でした。
毎日々、レスキューヘリが上空を飛んでいましたが、入山者は高山病対策をしていると思われますので、やはり過酷な世界なのだと感じます。

下りは楽々気分、トクラ~ペリチェ~タンポチェ経由でシェルパの里、クムジュンへ立寄りました。クンデ・ピーク(4,200M)を登頂し山頂から英雄テンジン生誕の村や遠くチベットに続く山並みを望みました。
徒歩40分程のエベレスト・ビューホテルのテラス席で憧れのお茶タイムをしましたが、青空のした楕円形のエベレストの山頂からは強風に煽られた雪煙が流れていました。ルクラへの道すがら登りの時は堅い蕾だった長野県から移植されたソメイヨシノが満開に咲き誇り、ジャガイモの新芽も伸びていました。
静かだった街道は4月入り入山のトレッカーで賑やかに華やいでいました。

毎日7時頃~15、16時位まで歩き現地食に馴染み標高差2700M程を歩き続けたエベレスト街道、いい経験であり貴重な体験が出来たと感謝しています。
優しいネパールの人達、楽しい思い出を有難う!素晴らしい景色は忘れません。ナマステ!