ミルフォードトラック

山行日:2015年11月21~30日

参加人数:男性3名 女性2名

ルート:

コース:

11/21 成田発:18:30    機内泊
11/22 ⇒9:15 オークランド空港 14:15 ⇒16:15 クィーンズタウン空港
ホテルチェックイン後、アルティメイト・ハイクス社オフィス2階にて
ツアー説明会:17:10~
リッジス レイクランド リゾート クィーンズタウンホテル(RYDGES)泊
11/23 晴れ後雨 9:00 バスにて出発、13:10 テ・アナウダウンズよりボートで
グレイドワーフへ移動、14:30 トレッキング開始、14:50 グレイドハウス着、
ネイチャーウォーク(40分)   グレイドハウス泊  歩行距離:3km
11/24 雨 8:45 出発、10:00 ヒレレ滝小屋、プレイリー(草原)、クリントン峡谷、
15:30 ポンポローナロッジ着    歩行距離:16km
11/25 雨のち曇り 7:30 出発、11:45 マッキンノン峠 アーサー渓谷、
15:15 クインティンロッジ着、サザーランド滝見学   歩行距離:15km
11/26 曇り時々晴れ 7:30 出発、10:15ボートシェッド小屋、11:00マッケイ滝、
13:00 ジャイアンツ・ゲート滝、16:00 サンドフライポイントからボートで移動、
17:00 マイターピークロッジ着     歩行距離:21km
11/27 雨のち曇り ミルフォード・サウンドクルーズ(約2時間)
クイーンズタウンヘ移動 RYDGES泊
11/28 晴れ後雨 午前:ウォルター・ピーク高原牧場とBBQランチツアー
(蒸気船+グルメBBQランチ+牧場ツアー)
午後:スカイライン展望台周回コースのトレッキング
(ワンマイルクリーク+ティキトレイル)(3時間)
11/29 晴れ 午前:クイーンズタウン・ヒルのトレッキング(3時間)
クィーンズタウン空港 16:40⇒18:30 オークランド空港、オークランド国際空港(泊)
11/30 オークランド国際空港 9:55⇒16:50 成田(11時間)

報告:

20周年記念でニュージーランドのミルフォードトラックへいきました。
アルティメイト・ハイクス社が運営する4泊5日のガイド付きツアーに参加した。
参加者は48名(日本人は6名、台湾14名、オーストラリア11名など)、ガイド4名(日本人1名)が同行し、55kmを各自のペースで歩くことができる。

ミルフォードトラックは、谷間に流れる川に沿って内陸部のグレードワープからフィヨルド海岸のミルフォードサウンドまでを歩く。
見どころは、川の両側の花崗岩がむき出しになった険しい峡谷とそれから流れ落ちる無数の滝、
サザーランド滝とジャイアンツ・ゲート滝など圧倒的な高さと水量の大型の滝。
それとブナやシダが生い茂った植物、ニュージーランドの森は人の手を入れないことがコンセプトで、倒れた木はそのままにして、間伐も行なっていない。

ミルフォードトラックの年間降水量は、7000mで屋久島と同程度であるため、常に雨が降っていたという印象である。
この雨が滝の水量を増やし、見事な景観をつくっており「ミルフォードの醍醐味は、雨の日にこそ味わえる」といわれる所以である。

宿泊ロッジは二段ベッドが備わる4~6名の共有部屋であるが、定員まで押し込まれることもなかった。
設備として温水シャワー、水洗トイレ、乾燥室、洗濯室が備わっており、宿泊人数に適した数があるため、待たされることもなかった。
朝食はバイキング形式、昼食は好きな食材を使ってサンドイッチを作ってラップで包んでもって行く。昼食場所にはスタッフが暖かい飲み物をサービスしてくれる。
夕食は肉系か魚系を選択でき、ずっと肉系にすると牛、羊、鹿、鶏が味わえる。
最終地点に着替えなどの荷物を届けてくれるサービスがあったが、一泊目のロッジでも、余分な持ち物を最終地点まで送ってくれるサービスには感心した。気候状況がわからず、つい余分な衣服を持っていくケースへの配慮なのだろう。
このように、一組の着替えと雨具さえもっていけば、日本での山行とは違った非常に快適なトレッキングができる。

トレッキング後に2泊した、クイーンズタウンは人口5万人弱の小さな街で、ワカティブ湖を2000m級の山々が取り囲んで、絵になる街である。南半球で随一のリゾート地というのが納得できる。
この街では、スカイライン展望台周回コースとクイーンズタウン・ヒルの2箇所をトレッキングをした。