韓国 漢拏山(ハンナサン)

山行日:2018年5月18~12日

参加人数:男性2名 女性5名

コース:

5月18日 成田発9:45(大韓航空)⇒済州島国際空港着12:25⇒ホテル着→オルレトッレキング(歩行時間3時間)→ホテル就寝
5月19日 ホテル発6:30⇒城坂岳登山口発7:00→白鹿澤→漢拏山(ハンラサン山頂)13:00→観音寺コース駐車場着17:00⇒ホテル就寝
5月20日 ホテル発⇒済州島観光
5月21日 ホテル発8:00⇒牛島(ウド)渡船・城山港⇒天津港着9:30→牛島トレッキングコース(牛島最高峰牛島峰)→(歩行時間6時間)→天津港 発15:00⇒城山日出岬(ソンサンイルチョルボ)登頂⇒ホテル就寝
5月22日 ホテル発10:00⇒済州島博物館⇒抗日会館⇒ホテル⇒済州島国際空港発18:10(大韓航空)⇒成田着20:30⇒帰自宅

報告:

韓国の最高峰・済州島の漢拏山(ハンナサン)1950Mに登って来ました。
済州島の名物あわびに似た型をした島の中心に聳える噴火山の漢拏山は、国立公園に指定され世界遺産にも登録されています。韓国の人たちから大変愛されている山で山頂は、多くの登山者で賑わっていました。
自然に配慮し整備された登山道は、階段も多く結構、足に負担がかかりました。
5月のこの季節はツツジが咲き、スミレやウツギなど日本の植生と良く似た高山植物も多く咲いていました。
コースタイム平均は、8~10時間位の長時間コースで山頂の通過時間が決まっており、野営は許可されず遅延者は下山をしなければなりません。
気紛れな済州島の天気は予報に反し登山口では雨具装着をして出発、登り半分地点で待望の青空が広がり山頂からの眺望も満喫出来ました。
下山も長い道のりでしたが、樹林帯を過ぎ荒々しい岩峰の峰々やツツジの群生を眺めながら、城坂岳登山口から観音寺コース駐車場まで9時間の行程を歩き下山しました。
登山道の危険個所は無く、自然に配慮した登山道整備は先進的でした。海外からの登山者も多く人気の山でしたが、韓国の登山者からトマトの差入れを頂き、カタコトの日本語で話しかけられるなど皆さん親切でした。
漢拏山は韓国の人たちが受験など人生の節目に祈願にも登頂する山で、日本人が富士山を愛する様に、韓国の人たちから大切に自然保護され愛されて崇められている山だと実感しました。