ドロミテ・トレッキング

山行日:2018年8月31日~9月6日

参加人数:男性3名 女性9名

ルート:

コース:

8/30 成田発22:20⇒ドーハ空港⇒ミラノ・マルペンサ空港
9/1 チロル村散策、チロル城観光
9/2 エルベ峠→サス・プティア→ジェノバ小屋泊
9/3 ジェノバ小屋→オードレ岩壁麓→オードレ小屋→コルティーナ泊
9/4 コルティーナ→ラバレード峠→ビア・フェラータ→ロカッテリ小屋→ラパレード峠→コルティーナ泊
9/5 コルティーナ→ポルドイ峠→ドロミテ最高峰マルモラーダ展望トレッキング→フィール・デル・パン小屋→フェダイア湖→ボルツァーノ泊
9/6 ミラノ・マルペンサ空港からドーハ空港経由で成田空港

報告:

オーストリア国境付近に位置する北イタリアのドロミテは、ヨーロッパアルプスの息をのむ大パノラマ 、堂々たる山の頂、牧歌的な穏やかなトレキングコースを山小屋泊まりの縦走で楽しみました。

ドロミテのメインは、何と言ってもロッククライミング、ビア・フェラータと呼ばれる岩稜帯を 登るコースが100以上あるそうで、当地では初級コースも日本の中級位を指すと思います。
ヘルメットとハーネス、カラビナを装着、スペクタルなパノラマが楽しめるはずの岩稜コースも、 皆さんガイドに促されて懸命に完登出来ました。第一次大戦時には、秘密の通路に使われた狭い手彫りの トンネルを抜けるのも冒険心を掻き立て面白かったです。

山小屋は全て個室のベットで、シャワーも有り食事はレストランの様に各自で注文となります。 ハイキングでもなく登山でもないドロミテ最高峰の氷河が残るマルモラーダ3342M展望のトレッキングコースは、 長い縦走路も景色の良さで楽しく、点在するお洒落な山小屋でのお茶タイムも思い出となりました。

地元の方々の週末は、ゆったりと楽しみトレッキングに良く出掛ける習慣から、スーパーや商店 も土曜日は午前営業、日曜日休業の所も多いと説明されました。
数年前に氷河からアイスマンがドロミテで発見された事でも世界的に話題となりましたが、博物館で対面を果たしました。

ヒマラヤにも無いカナダにも無い、ヨーロッパアルプスの独特の素晴らしい体験が出来た事に感謝しています。