カムイエクウチカウシ山・神威岳

山行日:2021年9月1~4日

参加人数:男性2名

報告:

①9月1日(水)~2日(木) カムイエクウチカウシ山
1日:幌尻ゲート8:30→10:07七ノ沢出合10:27→12:28八ノ沢出合(テン泊)
2日:八ノ沢出合4:31→6:24三股→8:28八ノ沢カール→9:59山頂10:20→15:10八ノ沢出合→17:38七ノ沢出合→19:51幌尻ゲート
しばらく林道歩き、七ノ沢出合からラバーソールの沢靴。沢歩きは、テープ探しつつ自己判断で渡渉を繰返しながら、右岸、左岸、樹林帯歩きで進むワイルドなコース。八ノ沢出合には6,7張が可能。
翌朝は日出直前スタート。マーキングの少ない沢歩きが続きますが、次第に岩や段差が大きくなると三股。その先は岩場や滝の脇の急登を進む核心部と思いました。その上は八ノ沢カール。
1970年にヒグマ被害で3名が亡くなった場所で、遭難慰霊碑があり黙とうします。
ジグザグの登山道を行き、稜線の馬ノ背状の岩やハイマツとしばし格闘すると山頂に飛び出します。当日は雲で視界半分でしたが、幌尻岳やピラミッドピーク等にしばし見入っていました。来た道を戻り、テント回収して林道に日のあるうちに帰還しましたが、高低差もありますが、長い沢歩きと行動時間で消耗しました。

②9月3日(金)~4日(土)神威岳
3日:林道ゲート11:14→15:00神威山荘(テン泊)
4日:神威山荘4:56→5:22二股→7:15標高755地点→10:13山頂10:28→14:02神威山荘14:31→17:58林道ゲート
神威山荘までの林道が、コロナ禍で閉鎖されたので片道13kmを往復します。初日は林道歩きのみ。前日のカムエクで疲れた脚が少し重いです。
2日目は小屋先で渡渉のあと半時間ほど陸路。二股で2度目の渡渉のあと本格的な沢歩き。所々巻道や高巻もありますが、沢歩きが早い箇所もあり自己判断で。詰まるような滝や深みも無く自由に歩けます。
標高755mから登山道。昨日の雨に濡れた笹が被って重いです。標高1400mからは斜度が緩みますが笹の代わりにハイマツが重い。暫くで山頂に到着。ガスで真っ白な絶景ですが達成感をしばし味わいます。
急登の下山は早いですが、濡れた粘土質に足を取られスリップ。沢歩きを楽しんだあと神威山荘で荷物をまとめ、長い林道13kmを歩いて戻りました。