三瓶山・氷ノ山(中国地方の二百名山)

山行日:2022年3月11,12日

参加人数:男性単独

報告:

①3月11日(金) 三瓶山(女三瓶山・男三瓶山・子三瓶山・孫三瓶山・大平山)
岡山空港(前夜)19:00⇒22:00道の駅「布野」(車中泊)05:30⇒06:20三瓶山・東の原登山口06:40→7:47女三瓶山→09:24男三瓶山→11:09子三瓶山→11:51孫三瓶山→12:41大平山→13:30東の原登山口⇒(三瓶温泉・三瓶バーガー)⇒米子⇒19:00道の駅「西いなば」(車中泊)
(歩行時間:6時間50分(休憩約1時間込))

東の原登山口には広い駐車場があり1台目。営業前のスキー場リフト下を歩く。リフトトップが登山口。
踏抜くのでワカンを装着。幅広のジグザグルートですぐ女三瓶山。男三瓶山が眼前に大きく、子・孫ファミリーもぐるり一望。男三瓶山へのルートは数年前に崩壊し開通直後らしいので慎重に。
前半は鎖場3か所とも鎖が出ているので問題無し。柔雪のシュルンドで1度あっという間に腰までハマり抜け出すのに苦労した。その先、雪のトラバースに気を遣うところがある。急斜面の柔雪トラバースが山頂直下100m程続くので、細枝を掴んだり雪に指を突っ込んだり、足場を作りながら慎重に。
男三瓶山の山頂広場に飛び出すと山頂は丘の上。展望台からは日本海の海岸線が綺麗に見渡せた。今日3月11日は11年前に東日本大震災が起きた日。山頂で東北の方角を向いて一礼し黙祷。
子三瓶山へは一旦下って登り返しだが、柔雪で滑るので時間がかかる。鞍部で一息。子三瓶、孫三瓶へは100m~150m程のアップダウンが連続。最後大平山までは緩斜面歩きだが、昼で踏抜き多発。大平山の東屋で地元の方と立ち話。
下山後、お勧め頂いた三瓶温泉と三瓶バーガーを堪能し、翌日の氷ノ山に向け、米子方面へ向かいました。夕方、伯耆大山が存在感絶大で綺麗に見えました。

②3月12日(土) 氷ノ山
道の駅05:30⇒0645氷ノ山スキー場08:05⇒リフトトップ08:32→09:29三ノ丸休憩所→09:38三ノ丸→10:28氷ノ山山頂10:31→10:35こしき岩→11:16氷ノ山越→11:31木原八丁→(携帯捜索1時間弱)→12:51わかさ氷ノ山キャンプ場登山口→13:40第一駐車場⇒(湯郷温泉)⇒17:00岡山空港19:00⇒羽田⇒22:00自宅 (歩行時間:5時間08分(休憩約0.5時間込))

リフト開始8:00でリフトトップ8:30スタート。
結構な急登なので最初からワカンを装着。予報に反して視界20mのガスだが雪庇は見分けられるので注意して登る。1時間で三ノ丸。
ここからはスノーシュー天国な緩斜面。更に1時間で氷ノ山山頂に到着。相変わらずのガスだが山頂避難小屋を覗くと2名が休憩中。
その先、視界悪く「こしき岩」の上に出てしまったが、手前右急降下が正解。細いトラバースが100m続くが昨日の三瓶山直下のトラバースの方が気を遣った。多くが登って来られる。1時間弱で氷ノ山越。
小屋の裏から急降下。踏み跡を辿るが少し北にズレたので、強引に踏み跡の無いバージンスノーな稜線を越える。しかしその先は急降下。柔雪で10m程滑り台。何とか下り切ったところで携帯を落としたことに気付き、折角下った150mの急斜面を滑りながら登り返す。見つからず下ってきたら先ほどの滑り台でまたもプチ滑落。
と、雪に埋まっていた携帯が掘り起こされた。今時、携帯無ければ不自由なので、ホント助かりました。下山後、鳥取の温泉は蔓延防止期間は県外お断りらしく、岡山の三本指に入るという湯郷温泉で汗を流し、岡山空港から帰還しました。
2日間、いい残雪歩きが堪能できました。