三倉山・大倉山・流石山

山行日:2022年4月17日

参加人数:男性単独

ルート:

コース:

<前日4/16(土)>自宅12:00⇒17:00道の駅しもごう
<4/17(日)>道の駅しもごう04:00⇒04:20観音沼林道(自転車デポ)⇒04:40三倉山音金登山口05:02→08:44唐沢山→10:14三倉山→10:51大倉山→11:47流石山→12:47大峠→13:41林道末端→15:15林道終点15:30(自転車)⇒16:15登山口P⇒(温泉・食事)⇒21:30帰宅

報告:

登山口からしばらく林道。終点から標識に従い山道に入る。谷筋を登り詰める直前で左にトラバース。幾つか雪をかわしながら登ると稜線に到着。しばらくは快適な稜線歩き。
樹間に旭岳の雄姿など快晴の青空に映える。標高1,400m付近から雪が繋がり、滑り易くなるのでアイゼンを装着。早朝は雪が締まって歩き易い。数日前の降雪でアニマルトレースのみ。唐沢山の手前は急登で、短いがピッケルを出す区間あり。
三倉山へは快適な雪庇歩き。先日の大佐飛山の「天空の回廊」を思い出しつつ、クラックや雪庇の踏抜きに注意して歩く。一ノ倉山頂で少し藪を漕いで、三倉山に到着。
360度の大絶景が楽しめる。北は西吾妻山、安達太良山、北西は飯豊山の白い稜線。南は那須連山は勿論、高原山や、日光白根山と女峰山の間に太郎山もクッキリ。
大きく崩れた雪庇脇を抜け、登り返すと栃木百の大倉山。その先、流石山(ながれいし)までは快適な稜線歩き。大峠までの下りは夏道が半分出ている。林道末端から雪に埋もれた林道を下り、最後1時間アスファルト歩きで林道終点の自転車デポ地点に到着。のんびりサイクリングで登山口まで戻った。
このコースは昨年同時期に山友が歩いたので情報をもらっていたが、その友人は、私へのメール数日後に地元埼玉の岩場で遭難。私にとって今回は友人への1年越しの弔い登山の意味もあったが、快晴の青空に映える残雪と眺望が、心に深く刻まれる1日であった。