鹿沼岩山
山行日:2022年4月23日
参加人数:男性5名 女性6名
コース:
新鹿沼 9:00→読図講習→9:45日吉神社9:55→三番岩10:23→二番岩11:10→11:56一番岩(山頂)12:25→12:35猿岩(鎖場訓練)13:30→14:00一のタルミ付近の岩(岩場の登下降)15:00→16:20日吉神社16:30→17:15新鹿沼17:20⇒19:35 柏
報告:
鹿沼岩山は標高は低いながら連続する岩場で緊張感があるコースである。
まず一番岩まで登って、下りで訓練する。
・岩場・ハシゴ・鎖の歩行
・支点作りと自己ビレイ(確保):7点セットを使用
・岩場の登下降とトラバース(トラバースは時間切れで割愛)
新鹿沼駅から登山口の日吉神社まで、交差点にてどちらの方向へ行けばいいのかを、地図とコンパスを用いて判断する方法を講習。皆さん必死にコンパスを操作する。
準備をして出発。すぐに岩場が出てくる。三点支持を心がけて岩場を通過する。低山ながらなかなかの岩場の連続であり、ところどころに滑落注意の警告があった。山頂の一番岩でちょうどお昼。
昼食を食べた後近くの猿岩へ。ここは70mの鎖場を持つ断崖。ここで鎖場の安全な通過方法を講習する。いざとなると支点及びビレイの取り方がとっさに出てこない。教わりながらなんとか構築する。初級者を中心に鎖場の途中まで下り、登り返す。
1時間ほど講習し、来た道を戻り二番岩の手前の岩場でロープを使った登下降を講習。ここでも初級者を中心に行う。待っている人もセルフビレイして不意の滑落に備えた。
ここも1時間ほど。予定よりも時間が押していたのでトラバース訓練は割愛して下山した。
かなり内容的には濃く実用的であったと思うのと同時に、6点セットの有効性、リーダーはロープ持参の必要性を感じた。
- 3番岩付近にて(1班)
- 3番岩付近にて(2班)
- 70mの鎖場をカラビナで確保
- ロープ確保による急斜面
- 巻き結びによるセルフビレイ