奄美大島/金作原原生林・湯湾岳

山行日:2022年4月24~26日

参加人数:男性1名 女性1名

報告:

沖縄本島、佐渡島に次いで日本で三番目に大きい奄美大島、昨年5月に世界自然遺産に登録されました。
「東洋のガラパゴス」と呼ばれ、珍しい亜熱帯植物が多い金作原原生林をガイドの説明付きで歩きました。奄美大島は50年位前までは、林業が盛んで私達が歩く原生林の歩道は昔の運搬道でした。代表的なヒカゲヘゴ、青空に向かって大きな葉を広げた姿は印象的でした。
雨笠にもなりそうなトトロの世界のクワズイモ、探し難く珍しい和欄、草木や花、鳥も天然記念物や絶滅危惧種が多く初めて見聞きするものばかりの好奇心溢れる半日でした。
奄美空港から1時間位で、ホテルが林立する繁華街の名瀬、更に海岸線を走り山道を車で1時間ほど登ると、奄美大島最高峰の湯湾岳(694M)登山口がありました。奄美開祖の二神が降り立った場所として伝えられ、霊峰として崇められています。
スタートはボードウォークの歩き易さ、悪路の先に赤色の鳥居と祠、細い登山道の草木を掻き分け、ハブ出没が不安になる頃に奄美岳(694M)の道標がありました。湯湾岳と奄美岳、地元では議論があるそうですが、奄美岳へ統一の方が旅人には通りが良さそうでした。
山頂は樹木に覆われ眺望は望めませんが、展望台からは島の絶景が美しく、名物の鶏飯、黒糖焼酎も美味しかったです。
雨の多い奄美大島ですが、お天気に恵まれ青空の奄美大島自然探訪の旅を楽しみました。