北海道の山

山行日:2022年6月25日~7月3日

参加人数:男性1名 女性2名

コース:

6月25日 柏発21:00⇒26日大洗港発01:45⇒27日苫小牧港着19:45⇒アポイ山荘駐車場泊
27日 アポイ岳散策⇒襟裳岬⇒晩成温泉泊
28日 晩成温泉発4:30⇒西別小屋発8:20→がまん坂9:05→リスケ山分岐9:20→西別岳10:20→西別岳分岐11:05→摩周岳(カムイヌプリ)12:02→西別岳分岐13:07→西別岳14:17→がまん坂15:05→西別小屋着15:37⇒マルエー温泉⇒ゲストハウスうしやど泊
29日 ゲストハウスうしやど発⇒野付半島⇒小清水原生花園⇒網走湖温泉⇒網走流氷の丘YH泊
30日 網走流氷の丘YH発⇒富良野⇒吹上温泉白銀莊泊
7月 1日 吹上温泉白銀莊発6:20⇒凌雲閣発6:45→三段山分岐7:20→上ホロカメットク山分岐7:55→縦走 路分岐9:30→富良野岳10:25→縦走路分岐11:10→三峰山12:30→上富良野岳13:25→上ホロカメ トック山分岐14:55→十勝温泉凌雲閣着16:00⇒吹上温泉白銀莊泊
2日 吹上温泉白銀莊発⇒苫小牧港発18:453日大洗港着13:00⇒帰柏15:00

報告:

久し振りの北海道山旅はお花畑で人気の山を登りました。
西別岳から摩周岳縦走は西別小屋から出発、平日にも関わらずガイド付き登山者も含めた賑わいがありました。天まで届くかと思われたがまん坂を過ぎ、お花畑の登山道を西別岳山頂へ、360℃眺望を楽しみピストンが多数でした。
鋭く尖った摩周岳山容の麓に青色の神秘の佇まいの摩周湖も遠望出来ます。。山頂から大下りをしてしらびそ林をほぼ水平移動して摩周岳分岐へ、目新しい植生の登山道を山頂目指して高度を稼ぎます。足元に鎮座する小さな摩周岳道標を囲み、摩周湖を背景に山頂ポーズ、霧消、晴天の摩周湖に感謝です。
下山は熊?情報もあり緊張感がありました。北海道のへそに位置する富良野岳、三峰山から上富良野岳を縦走して、雪解け直後に一斉に咲く多種多様の高山植物の宝庫を楽しみました。
宿泊先の吹上温泉白銀莊は十勝岳登山者も多く、登山口の凌雲閣まで車で5分程移動します。出発から暫くは汗を流す暑さ、雪渓歩きで涼が得られ雪解けの水音も聞こえました。水滴に当たると白色の花弁が透明になるサンカヨウを久し振りに発見しました。
富良野岳山頂へは縦走路分岐を右折し急登を上りますが、周辺一帯は赤、白、黄色などのお花畑が広がり感動で疲れを感じません。富良野岳山頂も視界が広く、充実の昼食タイムでした。
三峰山を登り上富良野岳への縦走路は歩きがいもありました。上富良野岳からの下山道は景観が一遍、周囲は硫黄臭が漂う荒くれた山容となり岩場、ザレ場、階段が連続し注意深く下りました。
北海道固有種の草花や広大な大地を体感した北海道山旅、3人で知恵を絞り協力して楽しい思い出を増やした山行となりました。