ペテガリ岳(北海道の二百名山完登)

山行日:2022年8月6,7日

参加人数:男性単独

コース:

<8/05(金)>羽田空港⇒新千歳空港⇒18:30道の駅ウトナイ湖(車中泊)
<8/06(土)>道の駅⇒神威岳山荘・ニシュオマナイ川手前駐車スペース09:05→10:31ベッピリガイ乗越→12:33ペテカリ山荘(小屋泊)(歩行時間3:25(休憩込))
<8/07(日)>山荘02:13→05:03P1293→08:52ペテガリ岳08:58→11:53P1293→14:13ペテカリ山荘14:58→17:09ベッピリガイ乗越→18:44ニシュオマナイ川渡渉点18:47駐車スペース(歩行時間16時間34分(休憩込))⇒20:30温泉21:00⇒21:20道の駅みついし(車中泊)
<8/08(月)>(観光・移動日)道の駅⇒襟裳岬⇒アポイ岳ジオパーク⇒新千歳空港⇒羽田帰着

報告:

アイヌ語で「回遊する川」という意味で「遥かなる山」とも称される「辺天狩岳」に小屋1泊で登ってきました。
ぺテカリ山荘迄は2005年の林道崩壊迄は車で往復できたが、以後は渡渉・沢歩き片道3~4時間かけて往復が唯一のアクセス。多数が小屋2泊、ないし1泊で登山。私は、小屋で前泊しました。
翌朝は同宿の方々の勧めで朝2時過ぎにヘッ電スタート。ジグザク急登を行きP1050、P1253と進み日出。P1259迄は笹の刈払い済で快適歩き。その先は笹漕ぎでルート見づらいので慎重に。途中100~200mのアップダウンが何度も連続する。
P1301から200m下って最後の500m登り。心身ともに頑張り所。最後高低差300mは笹とハイマツの猛烈な藪漕ぎ。何とか山頂に到着。
山頂はほぼ360度の絶景で、昨年登った神威岳や日高の山々が見まわせた。到着後10分でガスで真っ白。下山時少し降られましたが、小屋に14時過ぎに帰着。荷物詰めなおして沢歩きで戻ります。
前方50mにヒグマの成獣が出ましたが、笛などで何とか回避し、渡渉点に日入直前に帰還しました。
行動時間16時間半は自身最長。温泉で汗を流し北海道の二百名山完登の余韻に浸り、翌日は襟裳岬へ観光がてら森進一を密かに歌い、空港に向かいました。