京都トレイル

山行日:2022年9月25~28日

参加人数:男性1名 女性1名

コース:

9月26日
伏見稲荷駅7:00→伏見稲荷大社7:05→稲荷山8:25→泉涌寺→清水山11:20→南禅寺山→大文字山15:24→善気山→銀閣寺17:00
9月27日
鞍馬駅7:55→鞍馬寺仁王門8:02→由岐神社8:08→木の根道九十九折参道・鞍馬寺8:25→義経公背比べ石9:02→奥の院魔王殿→貴船神社本宮→貴船神社奥社10:45→貴船口駅

報告:

京都一周トレイルは全長83.3㎞あり東山・北山東部・北山西部・西山・京北の5コースがあります。
コロナ以前に計画、再考し新幹線のぞみ30周年特別企画(新幹線チケット+宿泊+市営地下鉄・バス乗車券付)を利用して、3年振りの実施となりました。
一番人気の東山コース、北山東部の鞍馬山コースを歩きました。東山コースは赤色の千本鳥居で人気の伏見稲荷大社から出発、まだ観光客の姿は無く稲荷山山頂を目指します。鳥居は稲荷山全体に並び緑色の自然林に良く映えて神秘的でした。京都トレイルコースの要所にコース標識の設置がありますが現在地確認や不案内の箇所もあり、地図は必携です。
コースには寺や神社が点在しており、選別して立寄れるのも人により魅力となっいるかもしれません。稲荷山、清水山、南禅寺山、善気山と東山低山の上り下りを繰返しコース中には市街地歩きもあります。真夏の様な高気温、炎天下のアスファルト道歩きは日陰探しと水分補給が必要でした。
南禅寺近くの琵琶湖疎水や明治期に建造された、レトロ感漂う線路路跡の蹴上インクラインも昔懐かしい気持ちになりました。蹴上駅が近く、東山コースゴールとする人を多く見掛けましたが、私達は大文字山から銀閣寺を目指し山道へと入ります。入口の急登が疲れた身体にきつく低山といえ踏ん張りが必要でした。楽しみにしていた大文字山の山頂からは、碁盤の目の綺麗な京都府内を一望、大阪府のあべのハルカスも遠望出来ました。
「大文字送り火」で有名な大文字山、山頂から大きな大の字も確認、京都愛溢れる京男に眼下の風景を説明して頂き位置関係が良く分かりました。終点の銀閣寺への下りも結構急勾配、慎重に木の根や階段を下りました。
翌日は京都北部の鞍馬山コースを周回しました。
天狗のお面がお出迎えの鞍馬駅から由岐神社を経て山道歩きへ入ります。義経が牛若丸時代に駆け回った山中は、義経伝説を感じさせる趣ある山道でした。然しながら鞍馬山頂へは登山道崩壊のため入山不可、「義経公背比べ石」の脇に山頂と記されていました。
階段の多い山道を貴船神社へ下り、赤色の灯篭が並ぶ石段を上り貴船神社でお参りをして京都トレイル2日間の終了としました。外国人の激減、通常より少ない観光客の京都、静かな山道を歩き観光とは異なる京都を楽しみました。