栗駒山・神室山・以東岳(東北二百名山)

山行日:2022年10月7~9日

参加人数:男性単独

報告:

岩手・秋田・山形の二百名山を登ってきました。不安定な天候でしたが東北の紅葉歩きが楽しめました。
①10月07日(金) 栗駒山(須川高原温泉・産沼ルート往復)
(前日)山形空港⇒道の駅(車中泊)⇒05:10須川高原温泉登山口05:39→06:02名残ヶ原06:09→07:03産沼分岐→07:43栗駒山08:07→08:44産沼分岐→10:13栗駒山登山口⇒道の駅(車中泊)

栗駒山の燃える様な紅葉を楽しみに再訪しました。
中腹までは赤、黄色、黄緑色などカラフルで新鮮な紅葉・黄葉が楽しめましたが、上部はくすんだ色で、稜線は落葉もほぼ終了し前日の降雪にて山頂は霧氷で真っ白。総じて緩斜面で特段危険個所はありませんが、雨後の泥濘やガレ場があり若干歩き難い区間はあります。
当日は高曇りでしたが、鳥海山、焼石岳等周囲の山々の雄姿をぐるり見渡すことができました。
下山後、須川高原温泉の最高の硫黄泉でまったりした後、横手やきそばを堪能し翌日に備えました。

②10月08日(土) 神室山(西ノ又コース↑+パノラマコース↓)
道の駅⇒神室山登山口05:46→第1渡渉点06:11→第2渡渉点06:29→第3渡渉点07:25→07:46胸突八丁坂→前神室山分岐08:59→09:11神室山→09:14避難小屋09:27→神室山09:33→前神室山分岐09:47→前神室山10:32→第1ピーク12:07→12:32登山口⇒(温泉)⇒道の駅(車中泊)

朝から小雨の中、カッパ着てスタート。
西ノ又川沿いに進むが何度か渡渉点があるので、前日の雨で増水を懸念したが問題無かった。渡渉といっても難度は高くなく、ストックでバランスすれば大丈夫。細いトラバース区間が長く、足場が崩れておりコース一番の難所と思いました。
胸突き八丁はほぼ直登の急斜面ですが、標高差350m程なので1時間弱。稜線に出る頃には雨が止み、山頂周辺にいる半時間ほどは奇跡的に晴れてくれ、綺麗な紅葉が楽しめました。
下山はパノラマコースですが、またガスで真っ白。後半やっとガスが取れ、周囲や下界が見えました。変化のあるいい歩きが楽しめました。

③10月09日(日) 以東岳(泡滝ダムから往復)
道の駅⇒04:05大鳥登山口04:26→冷水沢橋05:53→七ツ滝沢橋06:02→7:04大鳥小屋7:20→09:21オツボ峰→10:15以東岳10:37→10:44以東小屋→12:10東沢渡渉点→12:47大鳥小屋→14:58大鳥登山口⇒道の駅(車中泊)⇒(観光)⇒山形空港(空路)⇒羽田空港⇒帰宅

早朝からヘッ電でスタート。
川沿いの細い高巻トラバースや、崩壊地で底迄下って登り返す等少しワイルドです。揺れる吊橋2本の先で標高差150m登って大鳥池。大鳥小屋は休憩適地。
オツボ峰コースは泥濘の急登で枝や根っこなど掴んで進みます。三角峰からは、稜線と紅葉が綺麗に見えました。オツボ峰から山頂はガスと強風で真っ白。
下山は直登コースなので早い。絶景の大鳥池は噂通り熊の毛皮の形に見えます。大鳥池の湖畔歩きが意外と大変でしたが、小屋で休憩し、思ったより早く下山できました。