長崎の山 – 経ヶ岳・多良岳、雲仙普賢岳

山行日:2022年11月4,5日

参加人数:男性単独

報告:

九州に残った二百名山(普賢岳)と、付近の経ヶ岳・多良岳(日本三百)に登ってきました。

①11月04日(金) 経ヶ岳・多良岳
(11/02(水)): 移動日・羽田空港17:40⇒(空路)⇒19:40長崎空港⇒21:30大村市内宿泊
(11/03(水)): 調整日・長崎観光⇒レンタカーで道の駅(車中泊)
(11/04(金)): 道の駅05:15⇒06:20黒木登山口P・06:45→08:08つげ尾→08:34経ヶ岳08:45→10:31国見岳→10:35多良岳10:51→11:00金泉寺→12:09八丁谷→12:25登山口P⇒雲仙下見⇒長崎市内宿泊

航空チケットの関係で、11/02(水)に長崎イン。11/03(木)は1日長崎観光とし、翌11/04(金)に経ヶ岳→多良岳の時計回りで歩きました。
経ヶ岳へは取付き渡渉部が崩壊しており、高低差5m程を垂れた枝にぶら下がって何とか降下。ここが一番の難所でした。その先しばらくガレた枯沢歩きのあと尾根の急登。稜線までと山頂直下は更に急登でした。
経ヶ岳は生憎のガスで遠望は利きませんでしたが、多良岳の切り立った特異な形はシルエットで遠望できました。多良岳までの稜線歩きはアップダウンの少ない快適区間。ゴロ岩のトラバースをこなすと役行者像が待っています。
ここから日本最古の修験の山、多良岳へ最後の登り。山頂直下だけ鎖場でしたが短いので直ぐに最高点の国見岳に到着。多良岳の山頂標識は5分程東の神社脇にありました。しばし休憩後下ります。立派な金泉寺で安全祈願し、黒木登山口まで紅葉を愛でながら下りました。

②11月05日(土) 雲仙普賢岳
長崎市内宿03:15⇒池ノ原園地04:40→05:19仁田峠→05:54妙見岳→06:26国見岳06:53→07:34風穴分かれ→07:44立岩の峰→07:59普賢岳08:12→08:56仁田峠→09:21池ノ原園地⇒(小地獄温泉)⇒11:30長崎空港12:45⇒羽田⇒自宅

翌日は普賢岳。昼過ぎの航空便のため早朝からヘッ電スタート。最寄りの仁田峠には紅葉期は登山者は駐車できないため下の池ノ原園地から。
仁田峠、妙見岳を真っ暗な中通過。市街地が綺麗な夜景です。日出の少し前から刻々と色が変わり幻想的ですが風が強く寒いくらい。国見岳に日出15分前に到着。普賢岳と平成新山の間に日出がバッチリ拝めました。
一旦下って、普賢岳を北から登ります。平成新山のお膝元を通過。立入禁止で眺めるだけ。火口原をしばらく歩き、普賢岳。後ろはモクモクとガスを噴き出す平成新山。360度の絶景です。有明海や島原湾越しに熊本、妙見岳や国見岳の後ろの海越しに長崎~諫早が見え、島原半島がぐるり海に囲まれていることがよく分かります。
山頂を堪能したら下ります。仁田峠周辺はちょうど紅葉の最盛期でした。30年以上振りの長崎でしたが、長崎出身の同期お勧めのチャンポンや皿うどんを毎日食べ比べしながら、山歩きも満喫できました。