燕岳
山行日:2024年5月21,22日
参加人数:男性2名 女性1名
コース:
1日目
中房温泉登山口8:33 → 9:49第1ベンチ → 10:36第2ベンチ → 11:14第3ベンチ → 11:53富士見ベンチ → 12:50合戦小屋 → 13:19合戦山13:39 → 14:57燕山荘 → 15:22いるか岩 → 15:40めがね岩 → 15:49燕岳16:03 → 16:25燕山荘(山小屋泊)
2日目
燕山荘7:36 → 10:49第1ベンチ → 11:35中房温泉登山口
報告:
北アルプスの女王「燕岳」に登ってきた。何回来ても満足感の得られる素晴らしい山~という印象。特に国内でも人気トップクラスの衛生的で綺麗な山小屋に魅了される。食事も最高においしい!加えて山小屋で飲むビールがこれまた実に旨い!
天気予報では2日間とも快晴予報ではあったが、初日前半は登山あるあるの曇天模様で気分ダダ下がり~。それでも願い叶って、午後からは晴れ間が見え始める。
合戦小屋を過ぎると、残雪区間になる。燕山荘直下までは軽アイゼンがあった方が安心だ。一転、燕山荘を過ぎると稜線上に雪はない。翌日予定していた燕岳山頂登頂を前倒しして、初日に登頂する事にした。大正解!360度北アルプスが一望できる大パノラマが広がっていた。風もなく、他のパーティーもなく山頂を独占!まったり時間が心身の疲れを癒してくれる!
翌朝は御来光目的でAM4時半から待ち構えるが、身を切る様な寒さ!前日の予報では朝方外気温は1℃であったが、体感的には零下の様だった。航海薄明から市民薄明に遷移すると、マジックアワーと雲海が幻想的な空間を作り出す。この瞬間の為に登ったと言っても過言ではない。あっと言う間の至高のひととき。モルゲンロートも見ることが出来たが、焼け具合がいまひとつ。外気温がもっと低くないとダメらしい…
下山は残雪の中慎重に下りるが、メンバーのひとりがスリップし、ヒヤリハットする場面があった。チェンスパのスパイク長では効かないグズグズ雪質と斜度でのプチ滑落だった。他メンバーが受け止める形で事なきをえたが、雪面下山時は慎重すぎる位の気構えで行動を促していきたいと思う。