芳ヶ平・志賀山~奥志賀山

山行日:2024年8月4,5日

参加人数:男性1名 女性1名

報告:

8月4日 芳ヶ平湿原
渋峠登山口9:20→ダマシ平(中間点)10:20→芳ヶ平ヒュッテ11:15→芳ガ平湿原周回→ダマシ平11:53→渋峠登山口12:40
日本全国の中で、標高が一番高い国道292号線「志賀草津高原ルート」の渋峠付近に2,172mの石碑が建立されていました。渋峠の横手山ロープウェイ乗り場は、山頂に人気のパン屋さんがあるため行列が出来ていました。手前にある「芳ヶ平湿原群」の看板の脇に登山口がありました。
滑る岩や石に注意を払い、木々に覆われた眺望の無い同じ様な景色の中を進みました。標高差300mを下り、中間地点の「ダマシ平」辺りになると噴煙を上げる白根山や芳ヶ平ヒュッテの赤い屋根が遠望出来ました。湿原歩きが始まると、歩き易い木道が続き一気に終点の芳ヶ平ヒュッテへ到着でした。
スノーシューで訪れる人が多いらしく、小屋横には沢山の薪が積まれていました。営業時間前の小屋cafeは諦め野営場で一休み、帰路は芳ヶ平湿原を周回して、同じ道を登り返して駐車場へ戻りました。心配した岩や石の登り返しは歩き易く安堵しました。
午後には天気が一遍して短時間でしたが集中豪雨へ変貌、お天気の読みと早目の行動の大切さを実感しました。

8月5日 志賀山~奥志賀山~四十八池巡りコース
熊の湯温泉P8:20→前山8:40→渋池8:45→志賀山登山口9:03→志賀山10:02→奥志賀山10:50→四十八池湿原巡り11:20→志賀山登山口12:02→熊の湯温泉P12:40
この周辺は地名に「熊」が多く付くので気分は警戒気味、熊鈴を装着し登山道に点在する熊除け鐘を鳴らしながら歩きました。
渋池から志賀山登山口までは歩き易い遊歩道の趣、コース分岐となる志賀山登山口に到着します。時計廻りに志賀山から奥志賀山へと縦走しました。
志賀山への登りは、結構な急騰で岩場もあり大きく足を上げる場面もありました。前を歩く二人の女性グループの一人はガイドさんで快く山頂写真を撮って頂きました。志賀山から一旦、大きく下り奥志賀山へと登り返しました。分岐の狭い登山道の先に志賀神社奥の院があり、奥志賀山山頂でした。
山頂から突き出した展望台へ進むと、眼下に夏空を写す青色の大沼池が綺麗に望めました。奥志賀山を大下りして四十八池湿原の木道コースへと続きました。心地良い風が時折ほってった身体を抜けて行くのが気持ち良いかったです。
志賀山は男性的、奥志賀山は女性的な山容と感じましたが、縦走のイメージより2座を登った印象でした。反対廻りのメンバーもいましたが、湿原歩きをコース終わりにした方が歩いたご褒美に出合う様で良かったと思いました。関東から少し遠出をしたら登山者も少なく目新しい綺麗な景色に出会えました。