大ナゲシ北稜
山行日:2024年9月4日
参加人数:男性2名 女性1名
ルート:
コース:
柏市役所駐車場3:00⇒柏IC⇒下仁田IC⇒5:50赤岩橋登山口7;20→11:10野栗沢諏訪山→13:20小ナゲシ→15:00大ナゲシ→15:50大ナゲシ分岐→16:10赤岩峠→16:40自記雨量計跡→18:20赤岩橋登山口⇒入浴(塩路の湯)⇒23:00柏 行動時間:11時間
報告:
登山口には6時前に着くも雨が降っており、車の中で止むまで待機。7時準備開始。
取り付きから急登、フル装備で挑む(クライミングハンマー、ピッケル、チェンスパ、指アイゼン等使用)。すぐに汗が噴き出してくる。薄い踏み跡が残るところもあるが、ピンテもなく尾根を外さないように高度を上げていく。
行く手を岩に阻まれる場所では、地形を良く確認しながら進む方向を決める。3人であっちだこっちだ、行けそうだ、いや無理だ・・などと時間がかかっても安全なルートを探す、緊張するが楽しい時間だ。
懸垂箇所は3回、そのうちの1カ所は15m、下部4mは空中懸垂、下が見えないのはちょっと怖かった。
小ナゲシ手前の尾根に上がるまでのルーファイが一番大変だったが、皆ドロドロになりながらなんとかクリア。
大ナゲシ山頂に着いたのはすでに15時近く、休憩もそこそこに下山開始。ここからは波線ルートで踏み跡あるが、ガレた道、ザレたトラバースと気が抜けない。
二俣でヘッデン使用、川沿いのゴロゴロした石の間を縫って歩き出すが、突然腕に強い痛みを感じた、蜂だった。暗くて良く見えなかったが数匹はいたと思う。顔の周りにも攻撃してきて、両手で払いながらその場を逃げる。蜂がいなくなったところで確認すると、他1名は2カ所も刺されていた。
スタートして11時間、長い一日が終わった、全員無事でノンアルで乾杯、思い出に残る山行だった。