栂海新道
山行日:2024年9月10~12日
参加人数:男性2名 女性1名
コース:
[前日]柏16:30⇒新座駅前(1名ピック)⇒関越~上信越~北陸道⇒22:50道の駅ピアパーク(テント仮泊)
[1日目]道の駅5:10⇒親不知天険口?5:30⇒(タクシー)⇒6:30北又小屋6:40→8:20五合目(ブナ平)→9:00七合目(白樺坂)→10:10イブリ山→11:40夕日が原→12:45朝日小屋(泊)
[2日目]朝日小屋3:30→3:40水谷のコル→4:25朝日岳→5:15吹上のコル→5:55照葉ノ池→6:55アヤメ平→8:20黒岩平→9:10黒岩山→10:45サワガニ山→北又の水場→12:50犬ケ岳→13:05栂海山荘(泊)
[3日目]栂海山荘4:00→4:50黄連山→5:40菊石山→6:15下駒ケ岳→7:25白鳥山避難小屋→シキ割の水場→9:55坂田峠→10:45尻高山→11:25二本松峠→11:40入道山→12:45栂海新道登山口⇒20:45帰柏
報告:
山行前の天気予報では、各日とも一部時間帯に雨予報が出ていたが、降られることを覚悟で実施を決定。
[前日]16:30柏を出、新座駅前のスーパーで1名ピックし買い出しも済ませる。目的地への移動中、上信越道ではかなり強い雨が降った。22:50に仮眠地の日本海を望む道の駅「ピアパーク」に到着。高速道路高架下の駐車場にテントを張り、トラックの走行音に悩まされながら仮眠3時間。
[1日目]3:30過ぎに起床~テント撤収~朝食を済ませ、親不知天険口Pに移動。5:30に予約したタクシーに乗車し、6:30に登山口の北又小屋に着く。この時点で天気予報は好転、傘マークはほぼ無くなった。
青空の下、北又ダムを望み歩き出す。標高690mの登山口から「イブリ山」~木道とお花畑の「夕日ケ原」を経由し、12:45「朝日小屋」に到着。
標高差1450mの「イブリ尾根」を日差しを受けながら汗だくで登った。この小屋は夕食がおいしいことで有名な小屋である。この日の夕食もその期待を裏切らなかった。
[2日目]3:30朝日小屋を出発。余裕があれば、最終日の行程が楽になるため、目的地を予定の「栂海山荘」から4時間先にある「白鳥山避難小屋」に変更することも考え、出発を早める。
ヘッドランプを点け、朝日岳を超えた「吹上のコル」でご来光を望み、お花畑・池塘が点在する稜線を歩く。高山植物の時期は終わっていたが、楽園のような景色に感激。
長い歩行距離・数多いアップダウン・強い日差しで体力を消耗。さらに、「栂海山荘」手前の「北又の水場」で水を汲み、リュックの重量が一気に増した。その重みにあえぎながら13:05「栂海山荘」到着。
この時点であと4時間を歩く体力は残っておらず、「白鳥山避難小屋」行きは断念。当初の予定通り「栂海山荘」に泊まることとした。※つらい行程であったが途中で子供のライチョウ2羽に遭遇し、心和む。
[3日目]4:00「栂海山荘」を出発。途中、6つの山と2つの峠を越え1500m下り、12:45「栂海新道登山口」に下山。リュックを下ろし親不知海岸まで下り、日本海に到達。3日間の行程を終えた。