三浦・岩礁の道
山行日:2024年11月1日
参加人数:男性1名 女性2名
コース:
三浦海岸駅08:30(集合)…同BS08:44⇒09:02
S松輪BS09:10→9:40剣崎→10:40江奈漁港→11:15毘沙門漁港→13:05三浦漁港→G宮川町BS
13:56⇒14:33三浦海岸駅BS→14:40マグロ料理(遅めの昼食)15:05→15:15三浦海岸駅(解散)
往路バス(290円) 8:44 9:32
復路バス(490円) 12:56 13:56 14:41
報告:
季節外れの台風の影響もあり心配しましたが、予想外に三浦海岸は日差したっぷりの青空で、気持ちの良い磯歩きとなりました。
三浦海岸駅からのバスはすぐに海岸線を走るので、対岸には房総半島と東京湾を蛇行する船が見えテンションが上がりました。
三浦・岩礁の道は実に変化に富んだコースで、飽きることなくワクワクしながら歩けるコースでした。コースは、有名な三浦大根の畑の中にぽつんとある松輪バス停からスタート。
丁寧な案内板に沿って歩いていくと、釣り宿の看板の目立つ間口漁港に出ました。今回の磯歩きは、ちょうど干潮の時間に設定されていたので海岸線は、海岸段丘の崖下に沿って広い岩場が、露出していました。剱崎灯台付近は、ごつごつとした岩場でした。「アップダウンはないけれどちょっと山の岩場歩きの練習になっているね。」と話ながら歩きました。
続く江奈湾付近は、このコースで一番穏やかなところでした。私たちはゆっくり観察せずに通り過ぎてしまいましたが、干潟には、色々な種類の生物が生息しており、特にカニの種類が多くみられるそうです。ちょうど水中生物の採取?に水族館の職員の方々が来ていました。
江奈湾から道はいったん内陸へ入り、三浦大根の畑が緩やかな丘となって、どこまでも広がっている地域へ。グリーン一色のこの風景は圧巻でした。夏場は一面のスイカ畑になるそうですよ。大根畑を抜けて白浜沙門天の坂を下り再び海岸線へ。
毘沙門海岸は浅間山、毘沙門洞窟、毘沙門湾と長い岩場歩きが続き、少々疲れてきましたが、いよいよコースのハイライトの「盗人狩」へ。追われてきた盗賊が、恐ろしい断崖と怒涛のさか巻に、怖くて動けなくなり簡単に捕まっという言い伝えのある「盗人狩」です。崖伝いの岩場は実にスリリングで楽しめました。
この道の最後はヨットが停泊するきれいなマリーナのある宮川湾。ここにあるリーダーおすすめのマグロ料理の店が、当日はお休みで立ち寄れなかったのが残念でした。それでも三崎のマグロをあきらめきれない3人は、三浦海岸駅付近でマグロ料理をいただき帰路に着きました。
今回の海岸歩きでびっくりしたのは、おびただしい数のプラごみが、浜の奥の崖下に打ち上げられていたことでした。海も山も何とかしなければという思いを強くしました。そんな折、リーダーが、SDGsにさりげなく取り組み、大きなザルを一つ拾って帰られたのが印象に残りました。