落沢岳~しれいた山

山行日:2024年12月4日

参加人数:男性2名 女性1名

ルート:

コース:

柏市役所駐車場3:00⇒3:15柏IC⇒常磐道~外環~関越道~上信越道⇒5:00下仁田IC⇒国道254号⇒県道45号⇒6:30林道入口P6:40→6:50登山口→分水尾根合流点→しれいた山分岐→9:00落沢岳9:20→しれいた山分岐→10:30懸垂下降点→植林の鞍部→11:50しれいた山→12:15 610m木立のピーク→登山口→13:15林道入口P⇒14:00入浴(大島鉱泉)⇒17:20柏

報告:

今回のコースは、打田鍈一著の「藪岩魂」で紹介されているコースである。このガイド本とネット上の数少ない山行記録を参考に計画を立てた。コースの特徴としては、登山道が無い、急斜面の登り下り(浮石が多い急斜面もある)、ヤセ尾根歩き、懸垂下降を要する、ところである。
6:30下仁田の市街地を抜け、山間部の大北野集落へ向かう細い県道の路肩に車を止めた。草で覆われ水がしみ出た沢沿いの細い林道をすすむと登山口の「墓地のある二俣」に着く。
倒木で荒れた右の沢に入り、途中から急な右の尾根に乗り、尾根を詰めると南牧川と西牧川の分水尾根に合流。ここまでは順調。分水尾根を西にすすむと、目の前に岩とザレた土の混じった50m程の急斜面が現れる。四つん這いで登り始めると、浮石が多く、時折り落石が起きる。所々に生えている低い灌木は枯れているものもあり、手をかけると折れる。緊張感の中、何とか登りきると「しれいた分岐」の平坦地に出た。
分岐から3つのピークを超え4つ目のピークが落沢岳である。ここで小休止。青空と近隣の山々(妙義山・鹿岳・四ツ又山など)の景色を楽しむ。休憩を終え「しれいた分岐」に戻る。分岐から南東に伸びる「しれいた山」に続く尾根に入り、ヤセ尾根をすすむと懸垂下降地点。ここで20m下降。その後も2回ロープを使い下る。
尾根伝いに、植林のコル~しれいた山東峰~西峰~ヤセ尾根と歩き、下降点の「木立のピーク」に到達。ここで小休止し下降ルートを確認。ここから尾根を外れ、北側の急斜面を下り、登山口の「墓地のある二俣」を目指しショートカットして下降。30分程の下降で登山口に戻った。
今回は余裕をもってコースタイム8時間15分で計画したが、コンパクトなコースであったため6時間40分程で歩けた。
※しれいた山の由来:西峰山頂の南面の岩壁が白いので「白い板」が変化して「しれいた」となったらしい。