千葉山・竜爪山

山行日:2025年1月2,3日

参加人数:男性1名 女性1名

報告:

1月2日/千葉山496m
智満寺駐車場7:50→千葉寺8:25→千葉山山頂9:00→奥の院→頼朝杉→子持杉→雷杉→常胤杉→一本杉→経師杉→盛相杉→達磨杉→開山杉→大杉→千葉寺→智満寺駐車場10:20
登山としては入山不可の山、奥の院へ参詣として登る事が出来る山です。創建1200年位の天台宗の古刹、茅葺屋根の風格ある佇まいの智満寺を参詣して奥の院を目指し千葉山へと登り始めました。
周辺は杉の巨木が鬱蒼と生い茂り、戦国武将に帰依され、頼朝お手植え杉もありました。特に大きなものが十本杉と呼ばれ樹齢800~1200年、国指定天然記念物となっており縄文杉で知られる屋久島を彷彿させる景観、一番奥の経師杉を含むコースを感動しながらゆっくりと周回しました。
千葉山山頂はこじんまりとしていました。以前の様にどうだん原と登山道が繋がっていいたら人気のコースだろうと残念に思いました。
智満寺へ戻ると早朝には人影が無かった寺内は多くの初詣の人達で賑わっており、人気の場所だと知りました。お天気にも恵まれ初登りは幸先の良いスタートとなりました。
帰路に島田市にある、世界一長い木造橋としてギネスに登録されている蓬莱橋、全長897.4m(長い木=長生きの橋)を渡り大河の大井川超しに冠雪の富士山を望みました。

1月3日/竜爪山(りゅうそうざん)1041m
平山口駐車場9:25→(尾根コース)→穂積神社10:55→薬師岳11:55→文殊岳12:20~12:40→薬師岳13:05→穂積神社13:40→(沢コース)→平山口駐車場15:00
竜爪山は双耳峰で、薬師岳と文殊岳を総称した呼び名となります。平山口駐車場に9時頃到着、1台分の駐車スペースがあり一安心、石の鳥居を潜り出発しました。
既に深山の趣きの登山道の分岐を尾根コースへと進み鎖を掴み急騰を登り大きな鳥居がある穂積神社へと到着です。本殿裏の樹齢500年越えの夫婦杉を過ぎ薬師岳、文殊岳を目指します。
杉林を過ぎると階段地獄、すれ違う若年の登山者に「キツイですね~」と声をかけると「筋トレの山ですから~」の返事、頑張るしかありません。
薬師岳は情報通り眺望が無く休憩、一旦大下りをして登り返しで最高峰の文珠岳山頂へ到着、眺望が素晴らしく眼下には駿河湾が広がり、大島も望め多くの登山者が昼食を摂っていました。
下りは階段コースから尾根コース、穂積神社先は沢コースを下り駐車場へと戻りました。
登山道の所々にアート作品もあり、リーピーターの多い地元に愛されている山、ガイド本からでは分からなかった竜爪山の魅力を満喫した思い出に残る山行となりました。