高千穂峰
山行日:2026年4月22日
参加人数:男性単独
ルート:
コース:
霧島神宮⇒09:05高千穂河原ビジターセンター09:21→10:31御鉢10:37→10:52高千穂峰(霧島山)11:23→11:37御鉢11:40→12:34高千穂河原ビジターセンター12:50⇒硫黄谷温泉霧島ホテル
活動時間3 時間 13 分(含む休憩時間24 分)、距離5.3 km、のぼり / くだり646 m
報告:
霧島神宮から、坂本龍馬と妻おりょうの新婚旅行のコースを辿る一日が始まる。国宝に指定された本殿は、今回の旅行で訪れた鵜戸神宮、宮崎神宮、鹿児島神宮に比べても、より一層格の高さを感じさせるものだった(なお、翌日に小雨の中で再訪した際は、さらに趣が深まっていた)。
参拝後、車で高千穂河原ビジターセンターへ向かう。霧島神宮古宮の一の鳥居をくぐって砂利道の参道を進み、登山を開始する。「霧島神宮古宮址(天孫降臨神籬斎場)」を経て、石で整備された周遊道を進むと、ほどなく高千穂峰登山道と自然探勝路の分岐に到着。ここを左に取り、高千穂峰を目指した。
登山道はすぐに土に変わり、やがて火山特有の脆い岩場が目立つようになる。足元には細かな岩が堆積しており、ズルズルと滑りやすい。30分ほどで御鉢(おはち)の縁に到達。右手に御鉢を、左後方に開聞岳を望みながら30分ほど歩くと、鞍部の脊門丘(せとお)にたどり着く。ここには霧島神宮の最も古い鎮座地である「元宮」がある。度重なる噴火で社殿が焼失したため、現在は石の鳥居と石祠が祀られているのみだが、その静謐な佇まいが歴史を物語っていた。
そこからさらにザレ場を30分ほど登り、ついに高千穂峰の山頂に到着した。山頂には、天から降臨したニニギノミコトが天照大神から授かった鉾を突き立てたという伝承があり、坂本龍馬が新婚旅行の際に引き抜いたエピソードでも名高い「天の逆鉾(あまのさかほこ)」が鎮座している。なお、頂上付近は霧島東神社の飛び地境内で、その中にある天の逆鉾は当然、霧島東神社の社宝として祀られているという。
神話の世界と360度の大パノラマ、そして山頂で出会った登山者との会話を楽しんだ後、往路を戻って下山した(自然探勝路を経る予定を変更し、霧島神宮古宮址に立ち寄り、お礼するため)。頂上直下のザレ場は非常に滑りやすく、細心の注意が必要だったが、ふと目をやると、登りでは気づかなかったミヤマキリシマが御鉢付近の道端に点々と咲き始めており、心を和ませてくれた。
下山と同時に雨が降り出し、辺りに深いガスが立ち込めてきたため、車で本日の最終目的地、硫黄谷温泉の宿へと向かった。






