阿蘇山
山行日:2026年5月31日
参加人数:男性単独
ルート:

コース:
羽田空港08:00⇒飛行機(JAL625)⇒09:45熊本空港10:20⇒仙酔峡駐車場11:31→ロープウェイ跡12:22→火口東展望所12:36→13:05中岳13:16→13:38月見小屋(避難小屋)13:45→14:07高岳東峰14:30→14:45高岳14:58→16:30仙酔峡駐車場⇒1730阿蘇内牧温泉湯巡追荘(泊)
活動時間:4時間59分、距離:7.5km、累積標高差:792m
報告:
台風6号が沖縄付近にあり、九州へ接近中という天気予報の中、台風の進みが遅く影響が出ないことを願いつつ、羽田空港8時発の便で阿蘇熊本空港へと向かった。
飛行機の窓からは、早くも阿蘇の雄大な姿を望むことができた。空港到着後、レンタカーを借りて仙酔峡へ。駐車場はほぼ満車だったが、幸いにも残り2台分のうちの1つに滑り込むことができた。
車を一歩出たときの第一印象は、「暑い。そして、ミヤマキリシマの花が終わっている……しまった、もう少し早く来るべきだったか」という落胆だった。しかし、仙酔峡ロープウェイ跡の、景色の変化に乏しい一本調子の急登を進むうち、すれ違う登山者たちが口々に教えてくれた。 「東峰へ行きなさい。ミヤマキリシマが素晴らしいから」「何度も来ているけれど、今までで一番の咲き誇り方だよ」 その言葉に、一気に期待が膨らむ。
1時間弱で尾根筋に到達。左へ折れ、右手に火口を望みながら火口東展望所へと進む。通り過ぎてから振り返ると、まるで天に向かって階段が続いているかのような、いわゆる「インスタ映え」する絶景が広がっていた。少し尾根を下って馬の背を通り、登り返して中岳の山頂へ。そこから下り、最初の分岐を月見小屋(避難小屋)方面へと向かう。
すると、ようやくお目当てのミヤマキリシマが姿を現した。それは高岳東峰を美しく薄紫色に染め上げるほどの見事な咲きっぷりだった。ここで、昨日までくじゅう連山にいたという登山者から、珍しい「白いミヤマキリシマ」の情報を入手(このおかげで翌日、無事に見つけることができた)。東峰から高岳本峰へと続く尾根道は、実に気持ちの良い歩きだった。
両方のピークで記念撮影を済ませ、中間にある仙酔峡尾根を下ってビジターセンターの駐車場へと戻る。この下り道では何組もの登山者とすれ違った。どうやらこの尾根は、下りよりも登りに利用する人が多いルートのようだ。
下山後は車を走らせ、内牧温泉「湯巡追荘」に投宿した。他の登山者からは「内牧温泉は一人での宿泊はできない」と複数回耳にしていたが、そんなことはない。少なくとも私は、12畳の広々とした和室に一人でゆったりと滞在することができた。
湯巡追荘の極上の湯で登山の疲れを癒やしながら、頭の中はすでに、耳にした「平治岳のミヤマキリシマ、そして、白いミヤマキリシマ」のことでいっぱいだった。こうして、明日からのくじゅう連山に大きな期待を膨らませつつ、阿蘇の夜は更けていった。



