モンゴルフラワーハイク1~3日目

山行日:2026年7月3日~9日

参加人数:男性1名 女性3名

かがりび山の会30周年記念「海外登山ハワイ・オアフ島」から帰ると、ちばニュースに県連60周年記念「海外登山・モンゴルフラワーハイク」が発表され、ハワイ組4人が参加した。
県連で毎年海外登山を行っているのは知っていたが、高い山のピークハントだと思っていたので、今まで参加したことがなかった。
県連60周年で、厳しい山ではなく、誰でも参加できる「フラワーハイク」と楽しそうな設定であり、そして「モンゴルという個人では行けそうもない国へ行く。」というのも魅力の1つであった。

日程:
7/3(金)ウランバートルからテレルジ国立公園へ
7/4(土)亀岩・アリヤバル寺院
7/5(日)トゥール川が見える展望の丘
7/6(月)オンゴチョ谷・乗馬
7/7(火)ウランバートル観光・観劇
7/8(水)ボグドハーン山・ナーダム祭
7/9(木)帰国

報告:

【第1日目 7/3(金)ウランバートルからテレルジ国立公園へ】
柏集合10:00⇒11:20成田→11:40集合14:40⇒(MIATモンゴル航空)⇒19:10ウランバートル20:25⇒(バス)⇒22:00テレルジ国立公園ゲルキャンプ (時差-1時間)

千葉県連で参加者総勢29名が成田に集合、それぞれでチェックイン・出国手続きをする。ランチ後、モンゴル航空の古い航空機に乗り込む。約5時間半でウランバートル国際空港に着く。
日本語ガイドの男性「ルーカ」と女性「ブヤ」が迎えてくれる。専用バスに乗り、テレルジ国立公園のゲルキャンプに着く。民族衣装を着た少女がチーズを配って歓迎してくれる。
レストランで夕食だったが、サラダとスープだけで、前菜のみといった感じ。夜遅いからその方が良いが、びっくりする。馬頭琴の演奏で歓迎ムードが高まる。
ゲルに案内され、中に入るとまるでグランピングのようで素敵な感じ。薪の暖炉があり、暑いくらい。荷物の整理と明日の準備をして就寝。

【第2日目 7/4(土)亀岩・アリヤバル寺院】
9:00レストラン前集合9:20→10:45亀岩・ランチ11:30→12:30アリヤバル寺院13:40→16:10ゲルキャンプ [14Km 約7時間]

朝、ゲルの扉を開けると青空が広がり、気持ち良い歩きが期待出来そうで高揚感が増します。テレルジ国立公園内のゲルキャンプを出発し、人気の亀岩を経由してアリヤバル瞑想寺院まで往復約14kmのトレッキングを行いました。
朝の澄んだ空気の中を9時20分に出発し、広大な草原に咲く色とりどりの花々を眺めながら歩きました。草原に白骨化した動物の残骸が見られるのもワイルド感がありました。遠くまで続く青い空と緑の大地が織りなす景色は、日本では見ることの出来ない雄大な景色で、どこまでも広がり、放牧されている馬やヤク、羊など、モンゴルならではの風景を楽しむことが出来ます。
因みにモンゴルの人口は300万人、馬の数は人口を上回っているそうです。私達の横をPOLICE制服の騎馬隊が通り過ぎてゆくのもモンゴルならでしょう。
途中で立寄った人気スポットの亀岩は、大きな岩が亀の形の見えるテレルジを代表する奇岩、その大きさと自然の造形美に驚かされました。
日陰の休憩しやすい場所を探しランチタイム、配布されたお弁当は日本人にも馴染む味付けのハンバーガー風を美味しく頂きました。
その後、岩山に建つチベット仏教のアリヤバル寺院へ向いました。遠くから見ると巨大な「象の顔」のように見えるのが特徴、本堂が頭、両側の建物が耳、長い階段が鼻に見立てられています。入館料を支払い敷地内へ、「プチ修行」と呼ばれる寺院へ続く吊り橋を渡り、最後に煩悩の数と同じ「108段の階段」を喘ぎながら少しずつ標高を上げると、標高約2000mの高台から美しい景色が目の前に広がりました。
寺院を右廻りにマニ車を廻しながら周回、3回廻ると御利益アップが期待出来るようでした。アリバリヤ寺院周辺はとても静かで、心落ち着く雰囲気に包まれ、モンゴルの人々が大切にしている信仰や文化に触れることが出来ました。
赤、黄、白など草花が咲き乱れる下山道を歩き、出口付近のソフトクリーム屋さんへ立寄り、初モンゴルソフトクリームを美味しく頂きました。
宿泊先のゲルが小さく見える辺りからの緩い登りが長くも感じましたが、16時半頃に無事に宿泊地へ到着しました。モンゴルのトレッキング魅力は、広大な草原と岩山が織りなす大自然の中を歩く楽しさだけでなく、可憐な高山植物や野生の動物を観察する面白さだと思います。

【第3日目 7/5(日)トゥール川が見える展望の丘】
8:30レストラン前集合8:55→10:40オオカミの像→11:00ランチ11:30→11:45トゥール川が見える展望の丘→12:55ヤギとヒツジの像→14:50ゲルキャンプ [11.3Km 約6時間]

ビュッフェスタイルの朝食を頂き、8時55分にゲルを出発。今日も青空が広がり、昨日と同じく期待感が高まります。穏やかな丘陵を歩きながら高度を上げ、トゥ-ル川展望の丘を目指します。
トゥ—ル川はモンゴルを代表する川、ウランバートの貴重な生活・工業用水の水源となり、ロシアのバイカル湖へと注ぐ全長704kmモンゴルの重要な大河です。
モンゴルの国花はマツムシソウ、日本人が大好きなエーデルワイスが草原に足の踏み場がない位に咲いていました。
登山道が明確化されていないエリアもあり、ガイドさんと私達が歩いた跡が登山道になるかと思った箇所もありました。
近代化が進むモンゴルはゲル、ホテルやマンションの建築ラッシュ、数年内に環境変化がありそうです。「フラワートレッキング」の名称に違わず、草原に溢れる高山植物、自然保護への関心も見直されて行くことを期待したいです。
モンゴルでは「人間も家畜も草原も全てオオカミによって鍛えられ、守られている」と信じられていて、分岐点に巨大な「オオカミの像」が建立されていました。チベット仏教を同じく信仰するネパールと同じようなポールも見掛けました。
日中は温度が上昇し、日差しが強くサングラスは必須アイテムですが、吹き抜ける風が日本の5月頃を連想させる爽やかさで大いに助かりました。日陰で現地ガイドさん達と一緒にチャーハンとパラタのお弁当を美味しく頂きました。
トゥ-ル川展望の丘1683mは360℃の大パノラマ、山間と草原を大きく蛇行するトゥ―ル川の流れが広大な景色に美しく映えていました。下山は遠くに見えた「ヤギとヒツジの像」を経由。ヤギとヒツジは遊牧民の生活を支える重要な財産、像にして称えているのでしょう。
11.3km、約6時間の歩行時間。広いエリアを歩き高低差が気にならないようでも累計標高差430mはありました。参加者29名の足並みは夫々でしたが、現地ガイドさん達は最終を歩くメンバーへの配慮も行き届き、安心出来ました。
モンゴルの人は顔つきが日本人と似ていて親近感が湧きます。メンバーの最高齢者のザックを何気なく背負い、日本滞在中の日本への好意的な思い出など話しかけてくれたりと気配りがありました。皆さんから日本が好きだと言って頂けたのも嬉しいです。日本の相撲も良く観られているようで、親日家が多く、居心地が良かったです。
モンゴルトレッキングは此れから人気が加速すると確信しました。

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