宝篋山(ビバーク訓練)

山行日:2019年9月28,29日

参加人数:男性4名 女性2名

ルート:

コース:

28日(土)
柏発13:30⇒宝篋山小田登山口P着15:00
15:30P発→尖浅間山(315m)16:25→宝篋山山頂17:20
ビバーク訓練:テント1張り、ツエルト3張り設営(30分)18:00 待機 → 就寝24:00
29日(日)
起床5:00 撤収、朝食6:30山頂発→P着8:00→つくば市内の喫茶店で朝食→柏11:00解散

報告:

28日(土)薄曇り 蒸暑い
蒸暑い中、山頂を目指す。蒸暑さのためかなり汗をかく。少し暗くなってきた頃山頂に着く。
山頂の少し下った付近の広場を訓練場所に選定し、すぐにテント、ツエルトを分担して設営する。ここなら平地で風あたりもなく立ち木もあるので最適と判断した。
設営は皆で協力して行った。訓練のため、夕食は軽い非常食のみで24時まで待機。山頂から見る下界の夜景が素晴らしかった。遠く東京の花火も見えた。曇り空のため星は見えず。筑波山のシルエットが見える。24:00就寝。
寒くなく訓練にはやや不足であったが過ごしやすかった。

29日(日)薄曇り 蒸暑い
昨日同様に朝から蒸暑い日となり、駐車場に着くころにはかなり汗をかいた。折角なのでつくば市内の喫茶店で朝食を食べ、早い時間に柏に帰ることができた。

ビバーク訓練を終えて(CLコメント)
初秋の日帰り山行で道に迷いビバークする事を想定した、ビバークのみに特化した訓練。
(ツエルトの中でエマージェンシイシートと簡易マットで寒さと、10時間位夜明けを待つつらさに耐えることを想定したが)
①事前にビバークで必要なツエルト、エマージェンシイシートと簡易マット、防寒着は必ず持つよう指示、(日帰り山行でもこれは最低限必要なもので常時携帯するものと考えている)
②ビバーク場所の選定、城址か、頂上付近か
(両場所とも地面に湿気はない、城址は笹が茂り樹木多く薄暗い、頂上付近は風を心配したが10mほど下るとほとんど風は来ない、地面は落ち葉で敷き詰められている等から山頂付近に決定)
③ツエルトは各自で張る(危険性)、張る場所、方向、位置、張り方
(ポール等使用と、樹木間に張る方法を試した、ポール使用はテントに慣れていた人が設営したので少し手こずったが設営できた。
樹木間にロープで張る組はロープの結び方等わからず、とにかく飛ばされないように結ぶ、樹木間が狭く出入りに苦労、若干傾斜があり寝にくい、各ツエルト共通は、ペグが無い、ロープが足りない、ツエルトが破けているなどの意見が出てきた、)
④日帰り想定なので食料は非常食、菓子類程度の残量で23時くらいまで過ごすこととした
(昼の残りか?だいぶ食料が出てきた)
⑤夜間行動は2人一組で単独行動は禁止、携帯電話は常時持つ、夜間でも入山者が想定され、トイレ等からの帰りの道迷いの心配、他にイノシシ出没の可能性もある。
(設営場所からトイレまで100Mほどだが迷う可能性もあり、寝る前に全員でトイレに行く、訓練に限らず糞害が問題なのでやはりトイレは必要ではないか)
*天候、場所等条件が良すぎ夜景を見ながら快適に過ごした、24時過ぎに雨具を着ただけでマットに横になり熟睡、次回は地面から寒さが登ってきて寒く、寝れなく腰を落としただけで過し、ツエルト、シート、マットの有難さを知り、常時持つ必要性を体験できればと思いますが。またの機会に!