谷川岳

山行日:2014年12月20,21日

参加人数:男性5名 女性1名

ルート:

コース:

12/19(金)
柏(2:30)→関越道 水上IC(24:25)→ロープウエイ駐車場(25:00)→仮眠(26:00)
12/20(土)
起床(5:15)→朝食(7:00)→ロープウェイ(7:50)→行動開始(8:15)→天神尾根(9:30)→テント等設営、A氏下山(12:00)、昼食とA氏合流(14:30)、就寝(17:30)、フライが暴風雪で破損(23:30)、ニ次会開始(24:00)
12/21(日)
起床(6:30)、朝食(7:30)、テント撤収(8:30)、下山開始(10:00)→ロープウェイ乗り場着(10:30)→駐車場発(10:30)→ユテルメ谷川(12:00)→ユテルメ発(13:00)→関越自動車道 水上IC(13:10)→柏 着(16:00)

報告:

1日目 曇り時々晴れ
テント、スコップ、食材など共同装備を分担すると一人15k~20kとなりザックはパンパン、リーダはなんと24kを担いでいる。
まずは新雪をツボ足でラッセル、急坂なので思うように進まない。途中で輪かんを装着するも、雪上での装着にてこずる。
スキー場を見下ろす天神尾根に到着、積雪250cmである。 ここにテント設営することにし、床を平らにして踏み固める。 テントを固定するペグは自作の竹ペグを雪の中に横にして埋め込む。
外張シートの竹ペグが不足のためプラスチックペグを代用したが、縦に差し込んだだけにしたため、後でのシート破れの原因となる。
その後、トイレ用の穴を堀り、風避けとしてテントの周りをスノーブロックを組んだが、雪がやわらかいため、切り出せず、雪の塊を積み上げた。
最後に、夜間のビバーグ訓練用に、ひとつはツェルトに包まるだけの穴と、もう一箇所は更地にツェルトを設営して、中で風雪をしのぐ訓練用にと2箇所の場所を設営した。
その後、遅い昼食と夕食を兼ねた寄せ鍋で宴会をしていると、風雪が強くなりとてもビバーグ訓練どころではなく、早々と寝袋に潜りこむ。
夜になりますます風が強くなり、テントは大揺れ。 その内外張破れが発生し、ペグ固定をやり直し、ツェルトに入れていたザックがむき出しとなっていたため、ツェルトで包みなおした。 テントに戻りビバーク訓練用防寒酒で暖をとるも、風は強まるばかり(多分風速20~30mか)、どうなることかと気を揉むも、このテントはエベレスト登山でも使われているとのことで少しは安心できた。

2日目 曇り
天候は下り坂との予報で早々に下山することとなった。
テント撤収では、竹ペグのひもが凍ってほどくのに苦労する。新雪の中をリーダが先導し、無事下山。
今回、予定していたビバーグ訓練や雪洞訓練はできなかったが、今まで訓練したフラット歩行、ラッセル歩行、輪かん歩行の実地経験ができた。 でも強風雪の中でのテント泊という貴重な経験をすることができた。
下山後は湯テルメ谷川にてゆっくりと温泉につかり汗をながした。 帰りは渋滞もなくスムースで夕方に柏着となった。