中倉山
山行日:2015年10月15日
参加人数:男性2名 女性3名
コース:
中倉山登山口9:10→孤高のブナ11:10→中倉山11:50→登山口14:20
報告:
長い林道の先に登山口があります。直ぐに急登が続き、木々からの濡れた落ち葉で登山道が埋まり滑りやすく、進路が分かりづらく注意を要しました。
樹林帯の急登を登り切った開けた場所に、紅葉に囲まれた大岩の先に眺望が開けていました。天気予報通り晴天は望めませんでしたが、霧の登山道は幻想的な雰囲気を演出していました。
紅葉のツツジ群を歩き進んだ先に、忽然と現れる「孤高のブナ」は、奇跡的に生き残った一本として、今ではパワースポットとしても人気となっています。
20分程登ると中倉山山頂、残念ながら標識が紛失していました。沢入山へは曇天の空を警戒して諦めました。
足尾銅山の煙害により、草木が全滅した山に残った一本のブナは、多くの登山者を惹きつけ、下山道ではガイド付きツアー登山団体とすれ違いました。
地道な植林作業が継続され、少しづつ復興してきていますが、人の力の素晴らしさを感じ緑の復活を信じています。
- 落ち葉に埋もれる急登の登山道
- 紅葉に囲まれた大岩
- 奇跡的に残った一本ブナ
- 「孤高のブナ」に会えました
- 中倉山 山頂
- 積雪で曲がった木々