高尾山セブンサミッツ
山行日:2026年4月5日
参加人数:男性単独
ルート:

コース:
我孫子駅542⇒752高尾山口駅805→857八方台909→927草戸山937→854榎窪山859→1015泰光寺山1030→1044入沢山1103→1120中沢山1134→1153金毘羅山1204→1210大洞山1217→1236大垂水峠1250→1347高尾山1402→1425高尾山駅1430⇒清滝駅→高尾山口駅1509⇒1714我孫子駅
コースタイム:7時間36 分、歩行距離:14.1㎞、
活動時間:6時間19分(コースタイムの83.1%、平均ペース130-150%)
報告:
雨上がりの高尾駅は、ボーイスカウトの集団やハイカーで溢れていた。その中で草戸峠方面へ向かう者はごくわずかで、トレイルランナーと単独行(特に女性の割合が高い)が目立つ。枯れ葉に覆われた粘土質の登山道は滑りやすく、私も八方台へ向かう途中、転倒こそしなかったものの、二度足を滑らせた。
八方台で本日最初の三角点に出合う。「四等三角点は国土調査(地籍測量)のため、昭和以降に自治体の要望に応じて設置されたものである。なお、明治から大正期の三角測量でも図根測量のために四等・五等三角点が設けられたが、これらは散発的で、現在のような永久標識(柱石・盤石)は設置されていなかった。」と国土地理院のホームページにある。四等三角点の平均間隔は約1.5km、全国に約7万1千あるという。もっとも、ここは眺望がなく、そのためか多くの登山者は八方台を素通りしていく。
八方台から本道に戻り、草戸峠を経て、本日最初のピークである草戸山へ。山頂は広く、松見平展望台や大山祇命を祀る「山の神」の祠があり、眺望も良い。土壌流出を防ぐための芝の植栽など整備が行われている。町田市の最高点であることを示す看板があったが、三角点はない。
階段状の登山道を下り、登り返して榎窪山へ。ここも三角点はなく、展望もない。分岐を示す道標に山頂名が記されているのみで、やや寂しい印象を受ける。木彫りのフクロウを過ぎ、三つ目のピークである泰光寺山へ。ここもまた渋く、樹木に固定された小さな板に山名が書かれているだけである。
木彫りの西山の龍、西山峠を経て入沢山へ向かう。分岐点に標識がなく、他の登山者がハイカーの集団に道を譲られ巻き道を進んだものの、途中で引き返してきた。一方、ハイカーの集団はそのまま巻き道を楽しそうに進んでいった。入沢山への登山道は急登で滑りやすいが、登り切ると「入沢山天空のレストラン」というカラフルでやや場違いにも感じられる看板が現れる。ベンチとテーブルがあり、街並みの展望も開けていて、休憩には最適である。なお、この区間、段差が設けられるなど整備が進められていると登山者から聞いた。
往路を戻って本道に復帰し、ほどなく中沢山へ。本道からすぐの位置にあるにもかかわらず、多くのハイカーやトレイルランナーは立ち寄らない。石造の観音像が迎えてくれるが、山頂を示す標識は見当たらない。以前は木と石の道標があったと、単独行の女性登山者が教えてくれた。
続いて高岩山、金毘羅山、大洞山へと進むが、いずれも展望がなく、三角点もないうえ、ピーク間の間隔が短い。正直なところ、印象が薄い。
大垂水峠に下る登山道には崩落に応急対応したような箇所があった。大垂水峠で昼食休憩し、途中林道を経由し、最短ルートで高尾山と陣馬山を結ぶ尾根に出る。そこから、階段の連続を登り切って高尾山山頂に着くと、雨に耐えた桜の木が迎えてくれた。そこは人で溢れていて、泥だらけの登山靴に大きな荷物の私は、かなり場違いな存在だった。
下山する前に、三か月前に右手首を骨折した現場を検証した。高尾山山頂の三角点は二等三角点で、花崗岩の盤石と四つの保護石が配され、さらに一段高い石組みによって守られている。私はこの一段高い部分から何の警戒もなく後ろ向きで石畳に落ちたのだ。右手首の骨折と8針の縫合で済んだのは、不幸中の幸いだったのかもしれない。
1号路を下ってケーブル高尾山駅へ至り、帰路の電車の混雑を避けた方が良いだろうとの考えで、ケーブルカーで清滝駅に下り、今回の登山を終えた。渓流で登山靴を洗い、15時前に高尾山口駅から帰路についた。



