立岩、荒船山

山行日:2020年6月17日

参加人数:女性単独

ルート:

コース:

6月16日(火) 2000柏IC⇒2140甘楽PA(車中泊)
6月17日(水) 0415立岩登山口駐車場0500→0600立岩0610→0730荒船山(経塚山)0740→0810艫岩0910→0930星尾峠→1110駐車場

報告:

上信越道を通る度に、不思議な形をした山だなあと思っていた。そしてその山に登ってみたくなり地図を見たり山サイトのレコを読んだりしているうちに、立岩経由で荒船山に行くルートがどうも面白そうだ!という結果に至り今回計画した。
山は夜明けとともに登り始めるほうがいい、時間に余裕ができるのはもちろん、山の動物たちにもお目にかかることが多いからである(今回は鹿とカモシカ)。立岩までは登り1時間。鎖場2カ所あるが、それほど危険でもなく山頂からの下りのほうが気を使った。
立岩山頂からの展望は素晴らしく、ご丁寧にベンチまである。一休みしてから荒船山(経塚山)へ。立岩を下りきってからは気持ち良い樹林帯の中を歩く、聴いたことのない鳥のさえずり、倒木にびっしり生えたきのこ、こんな時間は最高である。
踏み跡がかすかにあるのでそれを頼りに山頂へ。山頂は非常に地味で、写真だけ撮って艫岩へと移動、途中クリン草の群生地に立ち寄る。艫岩からは、槍ケ岳、日光連山、妙義山、すべて遠くまで見ることができ、1時間ほど食事を取ながらまったりした。
そして下山。星尾峠から西側のルートを下ったのが間違いで、登山道は崩壊、崩れ落ちた斜面を迂回するも、テープがなくなり、正しい登山道に戻るのが一苦労。一度は「下山は標高を下げるもの」と思い込み沢へ下ってしまった、間違ったと思った時のあの焦りは何度味わっても慣れないものである。冷静さを欠き普段やらないようなことをしてしまうものだ。今回もちょっと危なかった。そんなこんなで何度も道迷いしながら下山することができたが、本来なら通行止めにすべきコースだと思われる。
良い経験だった。