餓鬼岳 唐沢岳 燕岳 大天井岳 常念岳

山行日:2020年8月1~5日

参加人数:女性単独

コース:

7月31日 夜行バス 2305バスタ新宿⇒0505信濃大町
8月 1日 0600白沢登山口→0800最終水場0820→1030大凪山1100→1330餓鬼岳小屋
8月 2日 0500餓鬼岳小屋→0720唐沢岳0800→1030餓鬼小屋
8月 3日 0440餓鬼岳小屋→0830東沢乗越0900→1130北燕岳→1140燕岳1200→1220燕山荘
8月 4日 0430燕山荘→0730大天井0805→1055常念小屋
8月 5日 0440常念小屋→常念岳→0630常念小屋0710→1040一ノ沢

報告:

今年の北アルプスはどこに行こうかと地図とにらめっこ。餓鬼という漢字がなんとも興味をそそりそこからの縦走を計画。
1日目は寝不足、標高を上げる、荷物が重い・・・等々だいたいへろへろになる。今回もしかり。出発前に量ったザックは20キロ超え、ヒョエーこんなんで1700mも担ぎ上げられるのか?それでもビール1缶は外せなかった。展望なし、ひたすら急登を歩く。途中で眠くなって5分ほど登山道脇で仮眠。意識が朦朧としてものすごいゆっくりぺースで歩く。何故かレ・ミゼの曲を口ずさみながらなんとか小屋に到着。
2日目 唐沢岳ピストン。ここを行く人は日程に余裕がないとなかなか行けないが、それなりの価値あり。
3日目 剣ズリから東沢乗越までがおっかないと学習していたので珍しく前夜は緊張して眠れなかった。とにかくザックが重くて右に左に振られる、一度は足元が草で見えずに滑落しそうになった。CTより1時間も余計にかかり東沢乗越に着いた時は安堵の一言。
4日目 燕から常念までの楽々ルート。高低差は多少あっても緊張することも景色を楽しみながらなのんびりと鼻歌を歌いながら歩く。順調ならかがりびの仲間と常念で落ち合うことになっている、会えた。長年待ち焦がれていた恋人に会えたような喜び、ひとりが好きだけど、仲間っていいな。
5日目 朝イチで常念に登り一ノ沢へ下山。

2年ぶりの5日間縦走。年々体力が衰えいつまでテント担いで歩けるかわからない。でも、まだやめられないかな。1冊持って行った小説「8月の6日間」も読み終えた。天候にも恵まれで思い出いっぱいの北アルプスであった。