山行日：2022年10月16日

参加人数：男性3名　女性1名

ルート：

コース：

柏(5:00)⇒(7:20)幕山公園駐車場(7:40)→登山口(7:45)→(8:45)悟空スラブ基部・登攀開始(9:10)→(11:00)2ピッチ目終了点・先行グループ(5名)の下降者待ちのため待機約60分(12:00)→(12:30)3ピッチ目終了点・懸垂下降開始(12:55)→(14:10)悟空スラブ基部(14:30)→幕山公園駐車場(15:00)⇒柏(22:20)　※常磐道メンテナンスのための片側通行の渋滞による遅れ。

報告：

5:00柏を出発、湯河原に近づくにつれ曇り空から青空に変わる。幕山公園駐車場に7:20に到着。
準備を整え駐車場近くの登山口より歩き出す。少し歩くと一般登山道を外れ、岩壁がそこここに現れる。その基部を伝う道を歩き悟空スラブを目指す。湿った岩に苔も生えている、粘土質の道を滑らないよう注意深く歩き、8:45登攀地点に着く。登攀準備を終えCLペアの登攀開始。
1ピッチ目は35ｍ、傾斜の緩い岩を右上気味に登るルート。CLがリードで登り始め、ビレイヤーがロープを出す。足元にあるロープの出が少し滞る。CLより「ロープをちゃんと出せ、引っ張ると俺が落ちる。」普段は温厚なCLから厳しい言葉が飛ぶ。後続のペアがロープをほぐし流れが良くなる。
2ピッチ目は45ｍ、少し傾斜がきつくなる。2ピッチ目の上部まで登ると青空の下に真鶴半島・相模湾に浮かぶ初島、その先にうっすらと大島が見える。登り終えると、3ピッチ目の上から先行するグループの下降者が降りてきた。ここで、先行グループ全員が懸垂下降するのを待つこと約60分。ロープワークの練習をしたり、景色を見たりしながら過ごす。
12:00登攀再開。3ピッチ目は45ｍ、左にトラバースしながら垂直に近い岩を登る。12:30全員が登り終える。小休止し、12:55自身初めての外岩での懸垂下降、2本のロープを支点・ビレイ具にセットするが、練習したことがスムーズにできずまごつく。3ピッチ目を下降し、登り2～1ピッチ分を一回で降り、全体を2ピッチで下降した。
今回は支点構築・ビレイ・ロープワーク・懸垂下降など、ある程度の練習をして参加しましたが、現場でのロープの流れる方向や、カラビナ・ビレイ具の向きなどが練習の時と少し変わるだけでまごついてしまいました。クライミングは危険を伴うので、基本的な技術の反復練習と実地訓練を重ね、技術を身に着けることが必要と感じました。

スタート

悟空スラブへの道

2ピッチ目の上部でビレイ・真鶴半島と相模湾

3ピッチから2ピッチ目上部に懸垂下降

1ピッチ目の上部でビレイ

3ピッチ目をリードで登るCL

支点構築

3ピッチから2ピッチ目上部に懸垂下降

クイックドローにロープをかける

登山道近くのショートルートをトップロープで登る「他のグループ」