足尾産業遺産見学、皇海山

山行日:2023年6月16,17日

参加人数:男性単独

ルート:

コース:

6月16日(金)現地晴、暑い
自宅5:20⇒柏IC5:30⇒都賀西方PA6:35-7:00⇒宇都宮IC7:10⇒清滝IC7:35⇒草木ダム見物8:20-9:00⇒足尾町産業遺産見物⇒足尾砂防堰堤、足尾環境学習センター見学9:30-10:20⇒船石峠10:40⇒かじか荘11:00(庚申山荘宿泊申込:2080円、登山届提出)
11:15発→(林道)一ノ鳥居12:20→庚申山荘13:35(泊)
6月17日(土)快晴無風、爽やか
起床3:40-庚申山荘発4:30→庚申山5:30-5:40→薬師岳6:50-7:00→岩場、クサリ、ハシゴ →鋸山11:30-11:40→不動沢のコル→皇海山山頂9:40-10:00→鋸山11:30-11:40→長い笹の原の下り→六林班峠12:40-12:50→長い下り(疲れる)→庚申山荘15:45-16:00→一ノ鳥居17:15→かじか荘18:30  【所要時間:14時間 予定:12時間】
かじか荘発19:00⇒清滝IC19:30⇒宇都宮IC⇒柏IC20:00⇒GS⇒自宅22:15

報告:

梅雨の晴れ間に、足尾町産業遺産の見学、皇海山登山に行く。足尾は色々興味あるところが多くあり、日光市でも産業遺産としてPRしている。皇海山は沼田側からの道路が暫く不通のため、庚申山荘利用の登山者が増えているとのことであった。
6月16日(金)
天気予報は、午後曇り雷雨と言うことであったが、終日晴天、暑い一日であった。
足尾を過ぎ草木ダムまで行きダムカードをもらう。ダム下部まで行けると教えてもらい行くと水しぶきがすごい。この時期水が多いので迫力がある。
その後足尾町産業遺産を見物する。本山精錬所跡、大煙突、旧松木村無縁仏、カラミ煉瓦防火壁などを見る。足尾環境学習センター見学(200円)。興味深い。ここで足尾砂防堰堤のダムカードをもらい、皇海山登山についての情報を仕入れる。天気のこともあり早めにかじか荘に行く。
きれいな国民宿舎である。ここで庚申山荘宿泊料を支払い、登山届を出す。早めに庚申山荘まで行きゆっくりする。当日宿泊は40人くらいか。布団が60組、休日には80人くらい宿泊し混雑するとのこと。
6月17日(土
早朝4時頃ツアーの団体が出発する。明るくなってくる4:30にその他の登山者が出発する。
庚申山までかなり急な登山道を登る。山頂から日光連山など周囲の山々が良く見える。薬師岳までは林の中の尾根道を進む。薬師岳より先は急な岩場のキレットになっており、ハシゴ、クサリ場が多くあり、少し時間待ちが発生する。
鋸山まで来ると目前に皇海山が見え、周囲の展望が開ける。山頂まであと一息、単独行の仲間数人と登る。山頂は展望がない。9時40分着早い時間に登れて良かったが、帰りの行程はかなり長い。
同行になった人たちと下山するが、鋸山までの登り返しが疲れる。六林班峠までは笹の原の下山路である。背の高さほどの所もあるが、ルートがはっきりしており迷うことはない。この先庚申山荘まで地図情報では2時間10分であるが、実際にはもっとかかり要注意である。
途中くたびれた登山者も仲間になり3人を引き連れる形になり、16時前にやっと庚申山荘に着く。一休み後かじか荘に4人で向かう。かなり疲れたが、明るい内に下山できてよかった。同行の3人からはリーダー的役割を感謝され解散する。
自宅まで車で、3時間ほどで帰ったが、車の運転には余り影響なく良かった。今回は体調も良く、六林班峠まではほぼ計画通り、この先には地図表記以上に時間がかかる。要注意。水場は最後の六林班峠の先の沢まで無い。今回は行程が長いためくたびれたが、体調も良く天候、同行者にも恵まれ充実した山行であった。今後同じ山に登られる方のために、注意事項を整理しました。

注意事項
1.距離が長いので、安全に配慮の上荷物を軽くすることを考える。(今回ビバーグ想定)ザック10㎏程度(雨具、ツエルト、ガスバーナー、食器、予備食料、水2L等)
2.距離が長く、アップダウンがあるので計画には十分時間的余裕をもつこと。六林班峠から庚申山荘までは1時間45分見込む。(昭文社の地図では1時間15分)
3.時間がかかるので暑くなる前の、日没の遅いこの時期(6月)が最良。
4.現在沼田側からの林道が不通のため、庚申山荘からのルートがほとんどであり、庚申山荘は休日にはかなりの混雑となる。山荘には布団60組が常備されているが、これを超えることも予想されるので事前にかじか荘に確認が必要。かじか荘0288-93-3420