甲子山・旭岳

山行日:2024年2月11日

参加人数:男性3名 女性2名

ルート:

コース:

那須別荘地6:30⇒国道4号線⇒県道281号線⇒国道289号線⇒7:30大黒屋登山者用駐車場
駐車場8:00→8:10登山口→8:24温泉神社→10:40猿ヶ鼻10:50→11:00 1285m地点(メンバーの体調不良により山行中止)→11:20猿ヶ鼻→13:00温泉神社→13:20登山口→13:25駐車場
大黒屋15:15⇒国道289号線⇒県道281号線⇒国道4号線⇒16:00那須別荘地

報告:

時折晴れ間が見えたがずっと曇り。常に小雪が舞っていて展望はほとんどかなわなかった。
こんな日にほかに登山者はいないだろうと思ったら、駐車場に後から3台車が入場してきた。彼等は水戸から来た山岳会の者達であった。
この登山道は甲子トンネルが開通するまでは国道289号線に指定されており、地形図上の登山道を表す点線になぞらえて「点線国道」と呼ばれていた。
途中の急登はその甲子トンネルを越えた辺りから始まる。高さ150m水平距離260m角度36度の斜面である。夏道は九十九折なのだが、先行してラッセルしていた先ほどの山岳会が、最後の80mを直登したのでそれに従ったら、新雪のせいもあり雪が柔らかく蹴り込んでも崩れるばかりであった。彼等は雪訓で来ており直登も訓練のうちであったが、図らずも自分たちもそれに倣う形となったが、いい経験だったと思う。
この急登に時間を取られたのとメンバーに体調不良を訴える者がおり、猿ヶ鼻を超えた先で撤退を決めた。今度は急登の下りであるが安全確保のためピッケルを使用した。
無事に下山し、大黒屋の秘湯を堪能して帰路についた。