烏帽子岳・野口五郎岳・雲ノ平・水晶岳・赤牛岳・読売新道・黒部ダム

縦走

山行日：2021年9月23～26日

参加人数：男性1名　女性1名

ルート：

コース：

<9月23日(木)> 高瀬ダム登山口06:14→11:05烏帽子小屋12:17→13:19烏帽子岳（二百）13:30→14:13烏帽子小屋（テン泊）
<9月24日(金)> 烏帽子小屋05:09→06:48三ツ岳(百高)→08:45野口五郎岳（三百）→09:53真砂岳→12:20水晶小屋→14:00祖父岳(百高)→15:15雲ノ平テント場（テン泊）
<9月25日(土)> 雲ノ平テント場04:05→08:38水晶岳(百)→11:59赤牛岳(二百)→17:56奥黒部ヒュッテ（テン泊）
<9月26日(日)> 奥黒部ヒュッテ06:51→09:21平ノ渡場1040→15:27黒部ダムG

報告：

（M）
以前から計画していたプランにKさんにも参加頂き、テン泊装備担いで歩いてきました。北ア中心部だけあって周囲の名山が全て見渡せ、最終日の雨以外は終始絶景の稜線歩きが楽しめました。
初日は、稜線に上がると対岸に燕・餓鬼岳。烏帽子岳のトンガリも見事です。2日目は野口五郎を超えて水晶小屋までの岩稜歩きが少々アップダウンもありきつかった。午後ガスの中、祖父岳を超え雲ノ平。真っ白ですがいい雰囲気は感じられました。
3日目は雲ノ平の木道が霜で滑って難儀でしたが、水晶岳から360度の大絶景。その先は岩稜のアップダウン歩きで赤牛岳。読売新道は前半は岩稜歩きでスピードが出にくく、後半は樹林帯の「根っこ地獄」です。やはり長いですね。日没直前に小屋に到着しました。
4日目は黒部川沿いの木橋・梯子のアトラクションが連続し、最後まで気が抜けませんでした。
4日間ご同行頂いたKさん、単独では得られない楽しい歩きでした。車も供出頂きありがとうございました。（YouTube動画「野口五郎岳での360度」: https://youtu.be/8LcTSbXoKK8 ）
（K）
夏のジャンダルム縦走が天候不良でなくなり、今年の北アルプスは歩けずに終わってしまうかと思っていたところにMさんからのお誘い、それも読売新道、行くしかないでしょう・・と短期集中で筋トレアップ。
野口五郎から水晶岳の稜線はザックの重さと暑さでへばり気味、そしてガスの中の雲の平までが私の中では一番辛かったかなあ。読売新道はとにかく前に進むしかないとわかっていたものの、見た目以上にいやらし岩場も多く苦戦、怪我をしないように慎重にクリア。
最終日の前半は雨（実は雨具のズボンを忘れてドキドキだった、雨が最終日だけで助かった）。丸太の階段を滑らないように歩く、とにかく歩く。そして「くろよんヒュッテ」が見えたときは涙が出てきた。感動というより無事に4日間の山旅を終わることができた安堵感。
ひとりだったら絶対無理だったこのルート、Mさんに助けられながら歩くことができて感謝でしかありません！

（烏帽子岳）トンガリですが右にルート。

(赤牛岳）遥かな岩稜の山でした。

(烏帽子岳)直下のトラバース。

(烏帽子岳)鎖無しの岩に登る人。

(烏帽子岳)対岸の餓鬼岳（右奥）

（三ッ岳）野口五郎と水晶（右）。

（野口五郎）山頂は360度の絶景。

(野口五郎)槍・穂高も眼前に。

(水晶岳)鷲羽岳と奥は槍・穂。　

（水晶岳）赤牛岳までの稜線。　

　(赤牛岳)山頂に到着！

（黒部川）木橋や階段のアトラクションが連続します。

雨で滑る！

（平ノ渡し）12人乗り無料です。

（平ノ渡し）時刻表。

　(黒部ダム)豪快に観光放水中。

（七倉山荘）葛温泉は大町温泉の源泉。

新湯富士山

一般登山

山行日：2021年9月23日

参加人数：男性2名　女性3名

ルート：

コース：

柏IC6:00⇒常磐道⇒外環道⇒東北自動車道西那須野塩原IC⇒塩原もみじライン奥塩原温泉⇒大沼園地駐車場8:40着
大沼園地駐車場発9:00→新湯富士山9:55→爆裂噴火口跡10:50→ヨシ沼11:20→大沼入口12:00→大沼周遊→大沼園地駐車場13:50⇒温泉入浴⇒帰柏19:00

報告：

日本初の自然研究路､塩原自然研究路が登山口です｡
自然林の気持ち良い登山道の九十九折りを登ると、栃木百名山の新湯富士山に登頂です｡紅葉の落ち葉も混ざる道を下った鞍部では、地元のキノコ採りの人と遭遇､舞茸が本命らしいですが籠の中には大小の椎茸が入っていました｡
旧活火山だった面影を雲煙を上げる爆裂噴火口跡で見る事が出来ました｡風景は一遍し、ヨシが繁茂するヨシ沼を周回する木道歩き､紅葉に色づき始めた木々を眺め、大沼園地へと戻りました｡
大沼周回は１時間位の木道遊歩道を歩きます｡新湯富士山は、本家富士山の雄姿に似た山容が大沼展望台で唯一望めました｡既に草紅葉となった沼草も綺麗でした｡山頂でＯさん手作りのお彼岸おはぎ､キノコ採りとの遭遇､草紅葉､木々の紅葉の始まり､初秋を体感した楽しい山行でした｡

新湯富士山頂(フジヤマ)

大沼から新湯富士山を望む

自然林の気持ち良い登山道

行くてを倒木が阻みます

紅葉が始まったヨシ沼

大沼周遊

キノコ採り地元の人と遭遇

噴煙を上げる爆裂噴火口跡

谷川馬蹄形

一般登山

山行日：2021年9月19,20日

参加人数：男性3名

ルート：

コース：

<9月19日(日)>白毛門登山口05:26→09:13白毛門09:24→10:16笠ヶ岳10:40→11:57朝日岳12:16→14:44清水峠（テン泊）
<9月20日(月)>清水峠05:29→07:31蓬ヒュッテ07:39→08:45武能岳→10:48茂倉岳11:06→11:23一ノ倉岳→12:32オキノ耳(谷川岳)12:55→13:06トマノ耳→13:16肩の小屋13:29→14:25熊穴沢避難小屋→15:01天神平

報告：

3連休初日は台風(温帯低気圧)直撃のため日月の2日間で馬蹄形のみになりましたが、本会外の山友と3人で歩いてきました。台風一過の快晴で、暑いくらいでしたが絶景歩きが堪能できました。
白毛門登山口から登りますが、噂に違わぬ急登です。テン泊の重荷なので息を整えて敢えてゆっくり歩きます。台風一過で空が抜ける様な蒼さです。白毛門、笠ヶ岳と朝日岳。いずれも360度の超絶景が楽しめました。
その先の宝川温泉分岐右40mの水場で補給します（涸れることは少ないそうです）。ジャンクションピークから清水峠に下りますが、この辺は足場の狭いトラバースもあるので要注意。
清水峠の避難小屋がほぼ満員。対向で来られた方々に聞くと、蓬ヒュッテのテン場はほぼ一杯とのことで、今宵は清水峠でテン泊とします。ここは眺望もあり、平らな草地で水場片道5分なので快適です。
翌朝、蓬ヒュッテに向かいます。この辺は牧歌的な歩きが楽しめる区間です。
武能岳、茂倉岳と青空はよいのですが、暑いくらいのアップダウンに絞られます。一ノ倉岳は間近。一旦急降下し、谷川岳まではなだらかな登りですが、岩場が何度か出てくるのでスピードは上がりません。
オキノ耳に到着すると観光地並みの人出。主脈縦走路は少しガスの中でしたが、稜線を眺めながら近々のリベンジを誓いました。ここから天神平まで、老若男女や遅い人もいるので岩場の度に渋滞待ちになりました。
谷川岳馬蹄形、快晴の2日間で堪能できました。

（白毛門）谷川岳一ノ倉沢の岩稜。

　(笠ヶ岳）朝日岳（最左）への秋色。

（七ッ小屋山）蓬峠までの牧歌的風景。

（武能岳）少し急登でした。

（谷川岳）観光地並みの人出です。

三本槍岳

一般登山

山行日：2021年9月19日

参加人数：男性2名　女性2名

ルート：

コース：

5:45駒止の滝P（車1台デポ）⇒6:00峠の茶屋P
峠の茶屋P6:30→7:30峰の茶屋7:0→8:30朝日岳8:40→9:05熊見曽根→9:30清水平9:40→9:55北温泉分岐→10:30三本槍岳10:55→11:25北温泉分岐→11:50 赤面山分岐→中の大倉尾根→12:10休憩12:20→13:50マウントジーンズスキー場分岐→周回歩道コース→13:15マウントジーンズスキー場ゴンドラ山頂駅13:35→14:30北温泉16:10→16:20駒止の滝P
駒止の滝P16:25 ⇒16:35峠の茶屋P (車ピックアップ)　　歩行時間：7時間55分

報告：

※台風14号が予報通り通過し絶好の山行日和、赤や黄色に色づき始めた朝日岳、清水平、三本槍岳は抜けるような青空に映えコロナ禍の心身を十分癒やすものでした。道端のエゾリンドウやオヤマリンドウが疲れを癒やし、綿密な計画設計で2021の初紅葉を楽しむことができました。【KB】
※紅葉が始まりだした那須岳を回遊したあとにレトロな北温泉で一浴。実に贅沢な時間を過ごすことができたと思います。今回の山行を計画したKSさんに感謝申し上げる次第です。【A】
※前回朝日岳はガスガスで残念だったが、今回は晴れ渡り茶臼岳の全容を見ることでできた。思いがけなく紅葉も始まっており、素晴らしい紅葉狩りとなった。初めての三本槍の頂上の景色も最高だった。私にとってはロングルートで体力のなさを痛感したが、北温泉は最高に気持ち良かった。【KS】
※台風一過の素晴らしい青空の下で那須の紅葉を楽しめた。北温泉へのルートは初めてであったが、これは冬でも使えるルートだけに興味を持って歩けました。それになんといっても北温泉の昔風情のたたずまいが最高でした。【W】

朝日岳から茶臼岳を望む

1900m峰をバックに紅葉の清水平

三本槍岳山頂にて全員集合！

北温泉、混浴の露天風呂？プールで泳ぐ

青空に映える赤い実のナナカマド

1900m付近にて「あちらの丸い山が目標の三本槍岳でございます。」

槍の代わりにストックで「三本槍～」

紫の可愛いエゾリンドウ

中禅寺湖一周

一般登山

山行日：2021年9月19日

参加人数：男性1名　女性1名

ルート：

コース：

0700歌ケ浜駐車場0720→0820阿世潟峠→0935社山0955→1210黒檜岳1215→1405黒檜岳登山口→1430千手ケ浜1450→1515赤岩→1540竜頭の滝バス　　（所要時間8時間20分　含休憩）

報告：

7時前に駐車場に着くも満車。邪魔にならない場所に駐車に準備をする。
雲ひとつない青空のもと歩き始める。林道を1時時間ほど歩くと阿世潟峠の分岐に到着。鹿が出迎えてくれた。ここから一気に標高を上げる、風もなく汗だく、日差しも強くたまらず帽子を被った。
社山の頂からは日光男体山、太郎山、日光白根山が良く見える、振り返れば足尾の山々。ここからは二人とも未踏のルート。ピンクテープとGPSを確認しながら進んでいく。踏み跡は笹で隠れているところもあるが、尾根伝いに歩けば問題なし。時々吹く風が気持ち良い。
黒檜山山頂は地味て展望もなし、写真だけ撮って下山開始。中禅寺湖に近づくにつれて急な傾斜になり慎重に下った。千手ケ浜からの湖畔歩きもアップダウンありで思ったより時間がかかった。

シダクラ沢

沢

山行日：2021年9月12日

参加人数：男性1名　女性2名

ルート：

コース：

柏IC4:50　⇒　常磐道・外環・圏央道　⇒　青梅IC　⇒　6:40水根駐車場7:00　⇒路線バス7:20→　7:40入渓ポイント7:50　→　二段６ｍ大滝8:50　→　５ｍ大滝9:55　→　10:50昼食11:05　→12:00登山道出会い12:20　→　サス沢山12:40　→　13:20水根駐車場13:35　⇒　青梅IC　⇒常磐道・外環・圏央道　⇒　柏IC17:15

報告：

山間に霞がかかり上空は雲に覆われる朝の駐車場を後にする。路線バスに10分程乗車、下車後一旦谷に下る、多摩川に架かる大きなつり橋を渡ると、シラクラ沢の入渓ポイント。
沢登り初体験のO さんの装備確認し入渓。昨夜の雨で水量が多い、しばらく沢に慣れるためウオーミングアップ歩行、慣れてきたところで、岩だなの登攀や30ｍザイルで安全確保しての登攀など緊張の連続。全てを忘れて攀じ登る事に集中、そしてエネルギー確保のための昼食、緊張から解放されてのランチタイムは自然と笑顔になる。
沢の水が少なくなり、いよいよ尾根道までのツメ、これが大変だった。急こう配でつかむ物がない。悪戦苦闘の末、尾根道に出合う。初参加のO さん全身土まみれ、本日の私の反省点でした。