大杉谷

山行日:2020年10月23~25日

参加人数:男性3名 女性名2名

ルート:

コース:

24日
宮川第三発電所大杉谷登山口(三重県側)発8:25→京良谷出合9:55→千尋滝10:45→シシ淵12:10→桃ノ木山の家14:00⇒七ツ釜滝14:30→桃の木山の家着14:55(泊)
25日
桃ノ木山の家発6:15→シシ淵7:25→千尋滝8:30→京良谷出合9:30→宮川第三発電所大杉谷登山口着10:30

報告:

交通の便の悪い秘境の大杉谷は、「下ノ廊下」「清津峡」と共に日本三大渓谷と呼ばれ、7つの滝巡りと、11本の吊り橋を渡るスリリングな迫力コースです。
大杉谷登山口(三重県側)から出発、いきなりの断崖絶壁が現れ緊張感が増します。京良谷出合辺りは、屋久島を彷彿する苔むした登山道でした。前日の雨で水量を増した千尋滝は、大杉谷最大の落差を誇り、爆音と共に見応えがありました。
渓谷沿いにへばりつく登山道を、慎重な歩みで進みます。水の美しさを満喫する絶景エリアのシシ淵前後は、足場が悪く鎖場が多く、注意が必要でした。
「シシ淵ブルー」と呼ばれる透明感ある川、名前の由来となるライオンの横顔に似た獅子岩の奥に、可愛らしい名前のニコニコ滝の、ストレートで優美な滝を望みました。
門扉付き吊り橋を渡った先に、岩場に張り付く様に桃ノ木山の家が建っていました。荷物をデポして、七ツ釜滝まで往復しました。天気予報が安定していたこの週末は、大勢の登山者が宿泊、豚カツ付きカレーライスは美味しく完食しました。楽しみにしていた入浴はコロナ禍で閉鎖、残念ですが致し方ありません。
1年前に計画、天候不順で繰越し、コロナ禍で初夏から秋へと三度目の順延での計画実行でした。2日間のお天気と、メンバーに恵まれて、感謝の思い出の秋山旅となりました。