龍王岳東尾根

山行日:2022年8月3日

参加人数:男性単独

ルート:

コース:

雷鳥沢(4::45)→南尾根取付き(5:00)→室堂・一ノ越分岐(5:20)→(6:30)一の越(6:45)→取付き道分岐(6:55)→(7:20)東尾根取付き→Ⅰ峰(8:00)→Ⅱ峰(8:15)→Ⅲ峰(8:25)→龍王岳山頂(9:00)→富山大学観測所(9:20)→浄土山(9:30)→(11:00)室堂(12:15) →(13:00)雷鳥沢

報告:

雷鳥沢を夜明けとともに出発し、浄土橋を渡って、南尾根に取りつきトラバース気味に一の越へ達すると、ガスと強風であった。
一の越山荘で、ハーネスと雨具を身に着け、ロープをザックに入れて気を引き締める。一の越から黒部側の東一の越への登山道を10分程下ると、右に分かれる明確な踏み跡があり、しばらく下って雪渓を渡ったところが取付き。しばらくガレた岩場を登ると岩稜に達する。
東尾根北側の岩壁に取付くと、10㎝程のレッジがあり、横へトラバースすれば、階段状の登りとなる。スタンス、ホールドは沢山あるので、3点支持を確実に行えば危険はないが、かなり大きな岩でも動くことがあり、注意が必要。
頂上直下の這い松フェースはフリクションで乗り越える。龍王岳頂上に達すると、ガスと風が一段と強くなり、飛ばされそうになる。下って浄土山に向かうが、気づかないうちに山頂を通過していた。
しばらく、急な登山道を下ると展望台との分岐に達し、すぐに石畳となり、室堂周辺に到着するが、ガスでどこにいるのかわからないような状況で5分ほどでターミナルに到着した。全般的には前穂北尾根のスケールを小さくしたような感じである。