旭岳

山行日:2023年9月8日

参加人数:男性単独

ルート:

コース:

旭岳ビジターセンター03:02 → 04:58旭岳石室 → 06:23金庫岩 → 06:33大雪山06:35 → 06:44金庫岩 → 07:39姿見の池 → 07:54姿見駅08:00 ⇒(ロープウェイ利用) 08:10旭岳駅

報告:

本計画が百名山の84座目。大雪山系山域で且つ北海道最高峰の旭岳を目指す。とは言っても15時迄に札幌に戻らなければ帰りのフライトに間に合わなくなる。泥だらけでの航空機搭乗も気が引けるので、入浴タイムや高速道路、レンタカー返却などを差っ引くと、遅くとも10時位迄に下山しなければ間に合わない。前日に続き、時間との戦いが続く。
計画通り午前3時にヘッデンスタート。当然ロープウェイは時間外なので、旭岳ビジターセンターから登り上げる。姿見駅付近迄は樹林帯が続くが、旭岳石室を過ぎると景色は一変する。一本の草木もない火山帯へと突入し、絶え間なく噴出している硫黄ガスの臭気が鼻をつんざく。
後半は延々とガレ場を登る。まるで富士山を登っているかの様だ。また防風林が無いがゆえ、予報よりも風が強く感じられた。こんな早朝から登るもの好きはいないだろうと思いきや、単独下山者とすれ違った。縦走なのか深夜から登ったのか、外国人だった。
山頂は快晴、360度の大パノラマが広がっていた。北海道の雄大な大地が一望できる絶景を堪能できた。下山に転じると続々と登山者が登ってきた。やはり百名山、人気の高さが伺える。姿見駅到着時刻は8時前であった為、登山道を下りてもよかったが、高速道路の事故渋滞や通行止めなどを考慮すると1分でも早く下りたかった。ロープウェイを利用すると2時間かけて登った高度を、たった10分でスタート地点に運んでくれる。
次に訪れる時は、ゆっくり時間をかけて山域全体を闊歩してみたいと思う。